2018年9月13日
9月ECB理事会の予想と戦略
記事を書いた人:岡ちゃんマン
9月13日発表のECB理事会!
金融政策の変更はなし。
これは間違いないと思います。 注目は、ドラギ総裁の記者会見と声明文。 特に今後の景気動向をどのようにみているか!?に注目です。
ECBは、年内でQE終了。 来年夏以降、2019年秋のECB理事会で利上げが予想されています。
声明内容の予想がBloombergに出ていたので、まとめておきたいと思います。
・ECBはGDP予想を下方修正
・GDP見通しが今後も下振れリスクがあるなど、ハト派内容が出てくる
・GDP下方修正の根拠は、世界景気の弱さなど外的要因
・インフレ見通しは、変化なし
悪い内容が出てくることが予想されています。 注目は、どのくらい下方修正されるか!? 要因は何なのか!? 今後の懸念事項・要因は何なのか!? このあたりに注目です。
なので、ECB理事会は声明文が発表される瞬間に少し動き、その後記者会見で方向感が決まってくるのではないかと思います。
内容に変更なしであれば、ユーロ買い。
想定通りであれば、ユーロは上下に振れた後に元の水準で推移。
想定以上の下方修正が出れば、ユーロ売りが出るのではないかと思います。
その他に、Brexitに関することと、EUの懸念事項(トルコ問題やイタリア財政など)について、何か触れるか注目しています。
”1.1500”を下抜け、安値 ”1.1320” を割れるか。 ”1.1750” を上抜け出来るかに注目です。