3月FOMCを受けて

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2017年12月27日

3月FOMCを受けて

記事を書いた人:岡ちゃんマン

3月FOMCは予想通りの0.25%の利上げとなった。

その他の結果は、以下のようになった。

 

・FOMC経済・金利見通し、17年末FF金利見通し1.375%に据え置き 
 
・ドットチャート1.25~1.5%集中 


・FRBドットチャート:17人中9人が年内3回の利上げ見込む(12月時点は6人)

16FOMCチャート

典型的な「sell the fact」となって下落した。

また、その後のイエレンFRB議長の発言でさらにドルは売られることとなった。

イエレンFRB議長の会見内容

・ 「今回の決定は利上げを待ち過ぎれば後に一段と急速な引き上げが必要になるとの見方を反映」
・ 「年3回の利上げは緩やかなペースだと確実に言える」
・ 「金融政策は利上げ後も緩和的であり続ける
・ 「今後数年間はインフレ率は2%前後で安定する」
・ 「2%のインフレ目標は上限ではない
・ 「保有している債権の売却については議論していない」
・ 「バランスシートの縮小は緩やかで予測可能な過程で行う」
・ 「世界経済は良くなってきており、リスクは均衡している」
・ 「低い生産性の伸びが賃金上昇を抑えている

・ 「賃金はさらに上昇する余地がある」

・ 「国境税がドル相場にどう影響するかは不透明」

以上のような内容となった。

聞いている感じでは、3月頭の強気なタカ派発言をしていたイエレンさんとは思えない内容
昔のハト派なイエレンさんに戻ったような内容でした。

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