2018年8月21日
8月21日(火曜日)の注目イベントと注目点!! ~昨日の振り返り付き~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
8/21(火曜日)
トルコ市場休場(犠牲祭)
07:00 AUD ロウRBA総裁発言
10:30 AUD RBA議事録公表(8月7日分)
21:00 HFU ハンガリー政策金利発表
21:30 CAD 卸売売上高
8/22日(水曜日)
トルコ市場休場(犠牲祭)
米中次官級・貿易通商協議
02:00 USD 2年債入札
07:45 NZD 四半期小売売上高
12:10 AUD デベルRBA副総裁発言
◎本日の注目イベントと注目点
本日はRBA議事録(8月7日分)発表されます。
オーストラリアは中国との結びつきが高く、最近の中国株価下落は影響が大きいのではないかと思います。
RBAは「次の一手(金融政策)は利上げ」と言うものの、時期は明確にしていません。
何が利上げの時期に影響しているのか!?
何を懸念しているのか!?
何を議論されたのか!?
今後のオーストラリア経済の注目点が、議事録からわかると思います。
AUDは時間足で見ると、小反発に見えますが上値は重く感じます。
上記時間足チャートの ”黄丸” を上抜け出来るかが注目です。
オーストラリア(RBA)は総裁・副総裁と発言が続きますので、発言内容にも注目したいと思います。
その他注目は米中貿易通商協議が再開されます。
一部情報では、首脳クラスではなく次官クラスの通商協議。
通商協議の再開で米中リスク緩和と受け止め方もある中、次官クラスでは疑問が残るとの見方もあります。
今朝、トランプ大統領の発言を見ても、米中関係は簡単に解決できそうにはありません!
「中国、欧州は通貨を操作している」
「今週の貿易協議で中国から多くを予想しない」
「中国との貿易摩擦を収束させる期限は存在しない」
追加関税は23日の発動予定です。
通商協議で何か進展があるか注目したいと思います。
その他では、トルコ関連も注目です。
トルコ市場は休場ですが、発言は出てきます。
昨日は、独メルケル首相の発言で若干のリラ安が進みました。
トルコ問題は、欧州にも影響します。
欧州や、中国、ロシア等の発言がトルコリラに影響を与えることがあるので、ヘッドラインに注目です。
◎保有中のポジションと本日の戦略
EUR/USDのShortは ”1.1450” で一旦解除(利確)しています。
EURはマイナス要因が多いので売られるとは思っています。
ただ、本日はトランプ大統領の発言から大幅なドル売りが入っています。
トランプ大統領の発言の影響が収束してくると、再度ドル買いユーロ売りになると考えています。
”1.1500” ~ ”1.1560” くらいで反落してくると、再度EUR/USDのShortを持ちたいと思っています。
CAD/JPYのLongはホールド中です。
昨日は資源国通貨の上昇は見れたものの、円が買われたことでCAD/JPYの上昇は限定的?多少下落しています。
また、ウィルキンスBOC副総裁の発言予定も、無風で通過。
次は、ジャクソンホール会合(25日)にポロズBOC総裁の発言が予定されています。
このままCAD/JPYはホールドしたいと思っています。
ドル円に関しては、トランプ大統領の発言とボスティック・アトランタ連銀総裁の発言で下落しています。
狭いレンジの中でも、ジリジリと下落圧力が高まっていたところに両者の発言。
”110.00” をブレイクするか、反発するか注目です。
トランプ大統領は、
「FRBは国にとって良いことをするべき」
「FRBは大統領をもっと助けるべき」
「パウエルFRB議長の利上げは良いとは思えない」
「パウエルFRB議長が低金利政策をとっていないと不満」
とFRBやパウエルFRB議長を非難。
またトランプ節か、、、とも思います。
ただ、「トランプ大統領は、かなり頭も良く、切れ者でしたたか」との見方もあります。
ジャクソンホール会合を前にして、けん制発言とも見れます。
ボスティック・アトランタ連銀総裁のハト派発言後だったことも、計算の上ではないかと思ってしまいます。
2018年(今年)FOMCで投票権を持つ、ボスティック・アトランタ連銀総裁の発言は、ハト派の結果となっています。
「経済は以前のように過度な刺激を必要としない」
「FRBは中立金利に向けて漸進的に歩んでいる」
「以前に求められていたような刺激策は、現状必要ではない」
「イールドカーブの平坦化に対して懸念」
「インフレ目標の達成に向けて、FRBはとても良くやっている」
「年内はあと1回の利上げを見込む」
「FRBの独立性がとても重要であり、それがより良い政策をつく
年内4回、残り9月と12月の2回の利上げを織り込みつつあったところ、残り利上げ年1回との発言。
今週発表されるFOMC議事録と9月のFOMCに注目が集まると思われます。
※ボスティック・アトランタ連銀総裁発言のイールドカーブの参考資料
◎本日の要チェック長期金利
◎昨日の要人発言
エルドアン・トルコ大統領
「トルコ経済への攻撃は、トルコの国旗への攻撃と同じ」
「トルコ通貨危機の狙いは、トルコやトルコ国民を跪かせて捕虜に
「為替相場でトルコを屈服させられると考えている者たちは、自ら
モスコビシ欧州委員(経済・通貨担当)
「英国のブレグジット(英国の欧州連合からの離脱)決定は、理論
メルケル独首相
「トルコに対する緊急支援提供の必要性は、現時点では見当たらな
ボスティック米アトランタ連銀総裁
「経済は以前のように過度な刺激を必要としない」
「FRBは中立金利に向けて漸進的に歩んでいる」
「以前に求められていたような刺激策は、現状必要ではない」
「イールドカーブの平坦化に対して懸念」
「インフレ目標の達成に向けて、FRBはとても良くやっている」
「年内はあと1回の利上げを見込む」
「FRBの独立性がとても重要であり、それがより良い政策をつく
トランプ米大統領
「パウエルFRB議長の利上げについて不満」
「パウエルFRB議長が低金利政策をとっていないと不満」
「中国、欧州は通貨を操作している」
「パウエルFRB議長の利上げは良いとは思えない」
「FRBは国にとって良いことをするべき」
「FRBは大統領をもっと助けるべき」
「今週の貿易協議で中国から多くを予想しない」
「中国との貿易摩擦を収束させる期限は存在しない」
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