2018年9月9日
週間イベントスケジュール(9月10日週) ~注目の政策金利発表、トルコ・EU・英国~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
◎今週の経済指標スケジュール
9/10(月曜日)
10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)
15:00 NOK ノルウェーCPI(消費者物価指数)
16:00 TRY トルコGDP
17:30 GBP 英GDP
9/11(火曜日)
01:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
17:30 GBP 雇用者数増減・失業率
21:15 CAD 住宅着工件数
9/12(水曜日)
02:00 USD 3年債入札
09:30 AUD Westpac消費者信頼感
16:00 EUR スペインHICP
18:00 EUR 欧州 雇用者数増減・失業率
21:30 USD PPI(生産者物価指数)
22:30 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言
23:30 USD 原油在庫量
9/13(木曜日)
01:45 USD ブレイナードFRB理事発言
02:00 USD 10年債入札
03:00 USD ベージュブック(地区連銀経済報告書)
10:30 AUD 雇用者数増減・失業率
15:00 EUR ドイツHICP
15:45 EUR フランスHICP
16:30 SEK スウェーデンGDP
17:00 USD IEA月次報告
20:00 GBP 英国金融政策決定会合・MPC投票配分
20:00 TRY トルコ金融政策決定会合
20:45 EUR ECB理事会
21:30 USD 米CPI(消費者物価指数)
21:30 EUR ドラギECB総裁記者会見
21:30 CAD 新築住宅価格指数
23:00 USD クオールズFRB副議長発言(上院議会証言)
9/14(金曜日)
02:00 USD 30年債入札
03:00 USD 月次予算諸表
16:30 SEK スウェーデンCPI(消費者物価指数)
17:00 EUR イタリアHICP
18:00 EUR 貿易収支
19:00 GBP カーニーBOE総裁発言
21:30 USD 小売売上高
22:00 USD エバンズ・シカゴ連銀総裁発言
23:00 USD ローゼングレン・ボストン連銀総裁発言
23:00 USD ミシガン大消費者信頼感指数
9/15(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
◎今週の注目点
1)トルコ情勢と政策金利
今週はトルコの政策金利発表が控えています。 トルコリラ安が進む中、ステルス利上げや預金税率の変更など、色々と手を打ってきましたが効果はあまり見えません。 市場の注目は、トルコ中銀がエルドアン大統領の圧力に屈せずに利上げできるか!? に集まっています。 今週の政策金利発表でどのくらい利上げできるか注目です。
2)関税・貿易戦争
先週には発動かと思われていた対中追加関税。 2670億ドル相当との発言も出ています。 本格発動となるか!? 中国の報復措置がどう出るか!? 注目されます。 また、トランプ大統領は、次の標的は日本と発言しています。 この発言により日経下落、円買いが起こりました。 今後日本に対しての発言・ツイートが出てくる可能性があるので要注意です。
3)BOE・ECB金融政策決定会合
どちらも据え置きが予想されていますが、注目度は高いです。 何に注目が集まっているのか? ともに政策金利と同時に発表される声明文。 今後の経済見通しが下方修正されていないか注目しています。 Brexitやトルコ、難民問題など懸念材料の多い欧州と、Brexitや政権・政治問題、スコットランド独立懸念などが不安視される英国。 中央銀行がどのように見通しているか注目です。
4)Brexit交渉
先週はバルニエBrexit交渉担当官の発言でポンドは急騰! 否定発言で下落。 などなど、Brexit交渉期限が近づいていることから、ポンドは過敏に反応しています。 また、ポンドの急騰・急落はクロス円やユーロクロスまで影響することもあります。 Brexit交渉関連の発言、ヘッドラインに注意したいと思います。
※それぞれの詳しくまとめた記事は、まとめ次第アップしていきます。