2017年12月29日
9月25日週の要人発言まとめ
記事を書いた人:岡ちゃんマン
2017年9月25日22:00
ドラギECB総裁~
「欧州の景気回復、金融緩和の波及が支えている」
「極めて大規模な金融緩和が必要」
「緩和策の再調整が金融緩和を維持する」
「為替レートの変動は不透明性の源」
「QE決定の大部分は10月に下す予定」
2017年9月28日17:00
リイカネンECB理事~
「極めて大規模な金融緩和が必要」
「フォワードガイダンスは今や恒久的な政策手段」
2017年9月28日17:30
プラート・ECB理事~
「ECBの目標達成に自信あるがまだ仕事は完了せず」
「物価上昇の力強さに依然確信持てない」
2017年9月29日05:50
プラートECB理事~
「景気回復はまだインフレ上昇につながっていない」
「物価面でのECBの責務はまだ果たされていない」
「銀行同盟がなお優先事項」
2017年9月25日21:00
トランプ米大統領~
「今日重要な会合ある、大型減税と改革だ」
2017年9月27日03:30
トランプ米大統領~
「全関係国は北朝鮮の非核化に向けて行動すべきだ」
「北朝鮮への軍事的な選択肢、完全に用意ができている」
「北朝鮮への軍事力行使を望まないが、必要なら用意はある」
2017年9月28日02:00
トランプ大統領~
「医療保険に関して恐らく来週、大統領令発令へ」
「ヘルスケア法案、1月か2月までの成立が必要」
2017年9月30日04:00
トランプ米大統領~
「FRB議長人事、2-3週間以内に決定へ」
米大統領はイエレン、コーン、ウォーシュ、パウエル各氏と面接した。
税制改革関連発言よりも、次期FRB議長候補に注目が集まり始めているように感じる。
2017年9月25日22:15
ダトリー・NY連銀総裁~(投票権あり・ハト派)
「一時的、特殊な物価要因は薄れる見通し」
「インフレ率は上昇し、目標の2%近辺で安定へ」
「FOMC、政策緩和の段階的解除を継続へ」
「次回景気後退期までにFF金利は今よりも高水準に」
「FOMCは次回景気後退に対応する余力を有する」
2017年9月26日01:40
エバンス・シカゴ連銀総裁~(投票権あり・ハト派)
「追加利上げにはインフレ上昇の明確な兆候が必要」
「インフレが大幅に高進するリスクは見当たらない」
「インフレ期待が低過ぎることを懸念」
2017年9月26日07:50
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁~(投票権あり・ハト派)
「景気過熱の兆候見られず」
「インフレは上昇に向かっておらずブレーキは不要」
「金融当局は2%のインフレ目標未達の状態」
「低インフレの理由は不明」
「米当局は利上げするよう圧力下にはない」
「インフレを目標に向け回帰させる時間的余裕ある」
2017年9月27日01:30
「12月の段階で金利を変更しようとする考えについて、現時点で極めて満足している」
「成長の力強い兆しとインフレ加速が引き続き示されれば、利上げを支持する」
「インフレ高進の幾つかの前向きな兆候が見え始めている」
2017年9月27日01:30
イエレンFRB議長~
「FOMCはゆっくりし過ぎないよう注意すべきだ」
「緩和政策の長期化は金融の安定を損ないかねない」
「インフレ2%達成まで政策据え置くのは賢明ではない」
「時間をかけた小幅利上げなければ、景気過熱のリスク」
「FOMCは、インフレが2%前後で安定するとなお予想」
「インフレ、向こう数カ月で幾分か上昇する見通し」
「インフレ、オーバーシュートのリスクもある」
「ゆっくりし過ぎないよう注意」
「労働市場が予想より力強いかどうかも注視へ」
「利上げの軌道が予測可能であるかどうか確信はない」
「中立金利になるまで過剰な引き締めは必要としない」
2017年9月28日02:30
ブラード・セントルイス連銀総裁~(投票権なし・ハト派)
「現行の政策金利、短期的には適切な可能性高い」
「今年のインフレは下向きのサプライズだった」
「米経済は、2%成長の軌道維持する可能性高い」
「第4四半期の経済、ハリケーン被害から幾分か回復へ」
「自身はFOMCメンバーの中で最もハト派」
「株式バリュエーション、伸び切っている可能性も」
2017年9月28日08:00
ローゼングレン・ボストン連銀総裁~(投票権なし・中立)
「規則性のある緩やかな緩和解除を支持」
「労働市場の一段の逼迫が賃金と物価を押し上げへ」
「低インフレは一時的であるようだ」
2017年9月28日23:00
ジョージ・カンザスシティー連銀総裁~(投票権なし・タカ派)
「段階的な利上げの継続が適切」
「金融政策はどちらかと言えば緩和的姿勢」
2017年9月30日00:20
ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁~(投票権あり・タカ派)
「GDPはトレンドを若干上回って推移」
「FF金利、一時停止は適切」
「12月と来年3回の利上げを予想」
「待つことは可能だ(12月について)」
「インフレ目標の引き上げに反対しない」
ボスティック・アトランタ連銀総裁は就任したばかりなので、投票権はないが発言に注目していました。
発言内容はややタカ派のように感じた。
イエレン議長の発言を受けて、12月の利上げ確率は80%前後まで上昇してきました。
ポロズ・カナダ中銀総裁~
「金利にあらかじめ決まった道筋はない」
「カナダ中銀は金利を機械的に操作しない、慎重に実行へ」
利上げ慎重発言(ハト派発言)を受けて、カナダ売り。
2017年9月28日17:30
カーニー・英中銀総裁~
「EU離脱の進展が英国の見通しに最も重要」
2017年9月29日16:30
カーニー・英中銀総裁~
「消費者クレジットとEU離脱にリスクがあるとみている」
「国内経済、『比較的近い時期』の利上げに向かっている」
若干タカ派に感じるが、市場は特段反応しなかった。