2017年12月29日
9月FOMCを終えて
記事を書いた人:岡ちゃんマン
今回のFOMCでは、政策金利据え置きがコンセンサスでした。
結果、金利据え置きでしたが、ドル円は急騰しました。
米金利(10年債利回り)も急騰しています。
急騰の原因は、声明文がややタカ派な内容だったことではないかと思います。
「ハリケーンの影響で一時的なインフレの可能性。中期の経済見通しに変化はない」
「経済の状況は緩やかなフェデラルファンド金利の引き上げを正当化」
その後の記者会見では、
「FOMCは今後2~3年でインフレ率2%に向かう、景気回復は力強い回復軌道にある。」
「2017年に低迷するいんふれは謎だが、今後継続しない」
イエレンFRB議長は強気な発言をしていました。
ドットチャートは以下のようになっています。
6月よりも若干利上げに消極的になっているようですが、それでも12月利上げの確立は70%台まで上昇しています。
また、注目されていたバランスシートの縮小についても発表されました。
現在FRBは米国債とMBS(住宅ローン担保証券)を合わせて4兆5180億ドルの資産を抱えています。
これを10月から段階的に縮小することを決めました。
バランスシートの縮小の詳しい内容については、次回まとめたいと思います。