経済指標とトランプ大統領の動向に注目! 「1月21日の注目点とイベントスケジュール」

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2025年1月21日

経済指標とトランプ大統領の動向に注目! 「1月21日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日はトランプ大統領の就任式が開催され、演説では「米国の黄金時代がいま始まる」と宣言し、対外政策に関しては「米国は成長国家であり、領土を拡大する」と述べ、パナマ運河の支配を目指す姿勢を示したほか、経済については「記録的なインフレを打破し、物価を速やかに下げる」「市民を豊かにするために外国に関税を課す」と表明しました。

 

米ウォールストリートジャーナル紙(WSJ)が「米大統領に就任するトランプ氏は米国への輸入品に対する新たな関税について、本日の発動は見送る見通し」と報じると、米インフレ再加速への懸念が和らぎ全般ドル売りが進みました。

 

本日は経済指標のほか、トランプ大統領のリスクには注意しておきたいと思います。

目次

◎本日の注目点

 

 

1)経済指標

 

英雇用統計・失業率・平均賃金

英国では人出不足から賃金インフレが懸念されています。

このことから平均賃金が市場予想や前回値を超えているのか注目です。

また、経済状況を確認するため雇用者数と失業率にも注目しておきたいと思います。

 

 

 

カナダCPI(消費者物価指数)

カナダ中銀は利下げ停止が近いのではないかと注目されています。

CPI(消費者物価指数)の結果が予想よりも低下していれば追加利下げの可能性が高まり、カナダドル売りが進むのではないかと思います。

 

 

 

NZ四半期CPI(消費者物価指数)

ニュージーランドは前回のCPI(消費者物価指数)が2.2%で物価目標の1∼3%に収まっており、今回も物価目標の中に収まるのか注目です。

物価目標の中でも1%に近い結果が出てくると大幅追加利下げの可能性が高まるのではないかと思います。

また、NZ四半期CPI(消費者物価指数)はNY市場終了後の薄商いの時間帯に発表なので、値が飛ぶ可能性があるので注意しておきたいと思います。

 

 

 

2)リスク要因

 

トランプ大統領就任

トランプ大統領は大統領選挙後からこれまでも関税について発言してきており、大統領就任すると大統領権限で大統領令を発令することができます。

早速、関税等の大統領令が発令される可能性もあり、各国に影響を及ぼす可能性があるので注意しておきたいと思います。

その他、パナマ運河、パリ協定、ウクライナへの支援など、各国に影響が出てくる可能性があるのでトランプ大統領の動向に注意しておきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

1月21日(火曜日)

 

世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)(スイス・ダボス)

 

16:00 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金

20:00 EUR センテノ・ポルトガル中銀総裁発言

22:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)

 

 

1月22日(水曜日)

 

06:45 NZD NZ四半期CPI(消費者物価指数)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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