2021年1月22日
1月21日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・12月豪雇用統計
・第46代米大統領に就任したバイデン氏だが
・日銀は金融政策決定会合で現行の政策を維持することを決定
・トルコ中銀は予想通り政策金利を
・欧州中央銀行(ECB)
・ただ、ラガルド総裁は為替相場を注視していく姿勢を改めて表明したことでユーロの上昇は限定的
・次期財務長官に指名されているジャネット・イエレン氏の発
・ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸
・一部通信社がOPE
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎昨日の要人発言
ホワイトハウス
「バイデン米首相の最初の電話会談は、22日金曜にトルドー加首
「トルドー加首相とはキーストーンXLパイプラインの建設につい
サキ米大統領報道官
「ブリーフィングルームに真実と透明性を取り戻す」
「初期の電話会談はパートナー、同盟国と行われる」
「ウイルス関係で議会の指導者とすぐに会う予定」
「救済策は1.9兆ドルを出発点として設計されたのではなく、特
「外交によりイランの核開発計画に制約をもたらすだろう」
「弾劾裁判については議会に任せる」
米国家安全保障会議(NSC)報道官
「バイデン大統領は中国に対抗することができるように、両党のリ
「(中国によるポンペオ前米国務長官ら28人への制裁について)
黒田日銀総裁
「景気は厳しい状態にあるが、基調としては持ち直している」
「海外経済、一部で感染症再拡大の影響あるが持ち直している」
「日本経済は、改善基調辿るとみられるが、ペースは緩やか」
「当面、対面型サービス消費中心に下押し圧力の強い状態続く」
「消費者物価指数の前年比は、当面マイナスで推移する見込み」
「成長率見通しは、経済対策効果などで、21年度中心に幾分上振
「経済・物価、感染症の影響中心に下振れリスクの方が大きい」
「コロナの影響を注視、必要あれば躊躇なく追加緩和措置を講じる
「政策金利は、現在の長短金利水準、または下回る水準で推移する
「政策点検は、副作用を抑制しつつ効果的な政策運営を模索」
「政策点検は、より効果的な対応を機動的に行うかが問題」
「政策点検、今の段階で具体的な変更は念頭に置いていない」
「緊急事態宣言、経済に下押し圧力強まっている」
「イールドカーブを低位で安定させることは重要」
「デフレのリスクが高いとはみていない」
「金融不況や自然災害と違い、経済活動は元に戻りやすい」
「中長期の予想物価上昇率に、大きなマイナス及ぼしていない」
ブラウン独首相府長官
「隣国の感染力が弱まらない場合、国境を閉鎖する必要」
ノルウェー中銀(ノルゲバンク)声明
「政策金利はしばらくの間、現在の水準を維持する可能性が高い」
「政策金利は今後1年以上は現在の水準で推移し、その後は緩やか
「経済動向は前回12月の予想に沿ったもの」
「インフレ率は目標を上回っているが、3月以降のクローネ高と低
米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長
「米国はWHOのメンバーであり続ける」
「WHOへの財政的義務を果たす予定」
トルコ中銀声明
「経済活動は堅調に推移」
「金融情勢が引き締まる中で、信用力の伸びは鈍化し始めている」
「インフレと物価安定の恒久的な低下を示す強力な指標が出るまで
「必要に応じて追加の金融引き締めを実施」
「新たなデータや情報があれば、委員会の姿勢を見直す可能性があ
ジョンソン英首相
「規制解除の時期について言及するのは時期尚早」
欧州中央銀行(ECB)声明
「金利は現行水準またはそれより低い水準にとどまると予想」
「2022年3月末までもしくは、コロナウイルスの危機段階が終
南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)声明
「全体的なインフレ見通しは短中期的に均衡」
「21年GDP見通しは3.6%に上方修正、前回予測3.5%」
「21年コアCPI見通し3.4%、22年が4.0%と前回予測
「将来のインフレ見通しは、前年の結果を踏まえてより安定的とな
「通貨下落によるインフレへのリスクは縮小」
クガニャゴSARB(南ア準備銀行)総裁
「金融政策は引き続き緩和的」
「金融政策委員会(MPC)は3対2で今回の政策を決定」
「経済や財政状態は変動幅が大きい状況が続くと予測」
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「ユーロ圏経済は第4四半期に縮小した」
「ECBは必要なら全ての政策措置を調整する用意」
「インフレは依然として低い」
「短期的な見通しは下振れリスク」
「為替レートのインフレに与える影響を注視」
「不確実性は依然として高い」
「新たな感染とロックダウンが活動を混乱させている」
「経済動向は12月の基本予測にほぼ沿っている」
「インフレは今後数カ月、上昇する公算」
「見通しの下振れリスクは以前よりも顕著ではなくなった」
「経済が回復するにつれてインフレ圧力は上向く公算」
「市場ベースのインフレ期待はわずかに増した」
「コロナワクチンとブレグジットはポジティブと認識」
「パンデミック期間は少なくとも2022年3月まで」
「現在の状況は少なくとも2022年3月まで市場に存在する」
「ECBは為替レートを非常に注意深く見守っている」
マックレム・カナダ銀行(BOC)総裁
「基本的見通しでは時間の経過とともに大規模緩和を必要としなく
「経済にはかなりの刺激策がある」
「住宅に投機的な活動は見られない」
石油輸出国機構(OPEC)筋
「OPEC+の減産、12月は99%達成」
ペロシ米下院議長(米民主党)
「2月第1週にはコロナ支援策を議会通過させる準備ができるだろ
「トランプ前大統領の弾劾裁判はまもなく始まるだろう」
次期財務長官に指名されているジャネット・イエレン氏
「為替操作の問題はバイデン大統領とともに取り組む」
「債務の加重平均年限を分析する」
「対中関税については同盟国の意見を聞かずに変更することはない
◎当面の金融政策運営について 日銀
1.日本銀行は、本日、政策委員会・金融政策決定会合において、
(1)長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)(賛成7反
次回金融政策決定会合までの金融市場調節方針は、以下のとおりと
短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に▲0.1%のマ
長期金利:10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を
(2)資産買入れ方針(全員―致)
長期国債以外の資産の買入れについては、以下のとおりとする。
①ETFおよびJ-REITについて、当面は、それぞれ年間約1
②CP等、社債等については、それぞれ約2兆円、約3兆円の残高
2.日本銀行は、「貸出増加を支援するための資金供給」および「
3.日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これ
引き続き、①新型コロナ対応資金繰り支援特別プログラム、②国債
当面、新型コロナウイルス感染症の影響を注視し、必要があれば、