2020年1月9日
1月8日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・イラン革命防衛隊が米軍基地を攻撃したことでドル円は昨年10月以来の安値
・ウクライナの旅客機(ボーイング737)がイラン上空で離陸直後に墜落(イラン発表では機器トラブルが原因)
・イランはスイス経由で米国に書簡を送り米国が攻撃しない限り、イランも攻撃を停止するとの意向を伝える
・米国(トランプ大統領)は会見で米国側に犠牲者がいなかったと述べ、軍事オプションの使用をしないことを表明
・武力衝突の可能性が後退したことからリスクオンに傾き、リスクオフで傾いたショートを踏み上げながらクロス円は大きく上昇
・中東リスクが後退したことでトルコリラが急騰
・原油価格が大きく下落、一時65ドルまで伸びた原油価格は60ドル割れまで下落
・ゴーン氏がレバノンで記者会見し、持論を主張(特段目新しい内容は無し)
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎昨日の要人発言
カーニー・イングランド銀行(BOE、英中銀)総裁
「政策金利を0%付近まで引き下げることは依然として可能」
8日09:12 米国防総省
「ミサイルがイランから発射されたことは明らか」
ザリーフ・イラン外相
「イランの比例した措置は終了、戦争を求めてはいない」
「米軍基地への攻撃は自己防衛だった」
「我々は攻撃後に米国側にメッセージを送った」
トランプ米大統領
「イランからイラクにある2つの基地にミサイルが発射された」
「犠牲者やダメージは現在調べている」
「我々は最も強力で備えがある軍が世界中にある」
「明日の朝に声明を発表する」
「イランは攻撃後、行動を抑制しているようだ」
「イランの攻撃で米国人に死傷者はなかった」
「イランが前進し繁栄できるようなディールが必要」
「イランに経済制裁を課す」
「NATOには中東にもっと深く関わってもらう」
「中東産原油は必要ない」
「我々はミサイルを所有しているが、使用しない」
「米国はそれを求めるすべての人との平和を受け入れる用意がある
イラン政府筋
「(米軍基地への)攻撃は反撃シナリオで最も弱いもの」
「ミサイル攻撃よりも強い行動も可能」
イラン国営テレビ
「80人のアメリカ人テロリストがミサイル攻撃で殺された」
「米軍のヘリコプターや軍事装備に、非常に大きな損傷を与えた」
バルキンド石油輸出国機構(OPEC)事務局長
「イラクでの原油供給の途絶は予想しない」
「我々の基準は原油の価格ではなく在庫」
中国外務省報道官
「中東に自制を促す」
「中東情勢の悪化は誰も望まない」
ハタミ・イラン国防軍需相
「トランプ米大統領は米政権をテロ政権に変えた」
「イランの行動は今後米国がどう行動するかに比例する」
米ホワイトハウス報道官
「トランプ米大統領は日本時間9日1時にイラン関連の声明を発表
トルコ露首脳・共同声明
「米国とイランの緊張緩和のために外交を優先させることを求める
チャブシオール・トルコ外相
「エルドアン・トルコ大統領とプーチン露大統領は、1月12日か
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「ブレグジットの経済・財政への影響は(交渉期間が短い)合意内
「EU各国の財政刺激策はEU圏の成長速度を上げる助けに」
デンマーク首相
「(イランの攻撃を受けた)イラクのアル・アサド基地に駐留して