10月11日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2022年10月12日

10月11日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・鈴木財務相が「万が一過度な変動があれば適切に対応」「為替動向は強い緊張感をもって注視する」などの見解を示したほか、神田財務官は「われわれが注視しているのは急激な変動、いつでも必要な措置をとる用意はしている」「ワシントンへの機内でも介入の決定下せる」などと述べており、当局者からのけん制発言も伝わっているが反応は限定的

・岸田首相の発言「日本銀行は、賃金が上昇するまで現在の金融政策を継続すべき。黒田日銀総裁の任期短縮は考えていない」が伝えられたことが円安要因となった模様

・BOEは緊急措置として導入した一時的な超長期の国債買い入れに加えて、物価連動国債も買い入れ対象に加えると発表したことで、英国債相場の下落(金利は上昇)が一服したことを手掛かりに全般ポンドを買い戻す動きが広がり、ポンドドルは2時前には一時1.1180ドルまで値を上げたが、ベイリーBOE総裁が「市場への介入は一時的なもの、週末までに我々は手を引く」「(年金基金に対し)残されているのはあと3日」と述べ、国債購入は予定通り14日に終了するとの見通しを改めて表明すると、失望売りが膨らみ、5時過ぎには1.0953ドルまで値を下げた

・ベイリー英中銀(BOE)総裁の発言をきっかけに米国株が失速し、米10年債利回りが上昇に転じると一転ドル買いが優勢になり、ドル円は4時過ぎに一時145.90円と9月22日に付けた24年ぶりの高値を更新

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


10月12日6:00時点

 

 

 

 

 

 


10月12日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


10月12日6:00時点

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 


米2年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 


銀価格チャート

 

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 

 


鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 

 

CRB指数チャート

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

チャーマーズ豪財務相
「豪州経済が後退するとは思わない」
「予算には豪州の景気後退予測はない」
「豪経済はリセッション(景気後退)を回避する可能性が高い」

鈴木財務相
「万が一過度な変動があれば適切に対応」
「為替動向は強い緊張感をもって注視する」
「G20で日本の立場を説明する予定」
「日本の為替介入について各国の理解得る努力してきた」
「米側からも一定の理解得られた」

神田財務官
「われわれが注視しているのは急激な変動、いつでも必要な措置をとる用意はしている」
「ワシントンへの機内でも介入の決定下せる」

岸田首相
「日本銀行は、賃金が上昇するまで現在の金融政策を継続すべき」
黒田日銀総裁の任期満了を前倒しする考えはない
「今後の対露制裁、適切に日本としても対応していきたい」
「G7首脳会合では強力な対露制裁とウクライナ支援の重要性を指摘」
「ロシアによる核兵器使用の可能性、予断は許されず深刻に注視」

英中銀(BOE)
1日当たりの英国債買い入れオペの規模を拡大する
買い入れは11-14日にかけて実施
「1日最大100億ポンドまで購入する用意」

ラブロフ露外相
「米国が米露会談を提案するならば、検討する」
「(和平交渉の可能性について)どのような提案にも耳を傾ける」

国際通貨基金(IMF)
2023年の世界成長率予測を前回の2.9%から2.7%に引き下げ。理由はエネルギー・食料コストの高騰や金利上昇による圧
「最悪の事態はまだ来ておらず、多くの人にとって、2023年は不況のように感じられるだろう」
一段のドル高となれば多くの新興国で債務問題が深刻に

ゼレンスキー・ウクライナ大統領
「プーチン露大統領との会談は拒否」
「ロシアの別の指導者との会談、または異なる構成メンバーでの会談は可能」

メスター米クリーブランド連銀総裁
「FRBはインフレを引き下げるという目的を遂げていない」
「金融政策は制限的なレベルに移行する必要」
「FRBの利上げ幅は経済状況に左右される」
「インフレ率は来年3.5%、2025年までに2%に低下すると予想」
「今後数年間は低成長が予想される」

ベイリー英中銀(BOE)総裁
「英国の金融安定に深刻なリスクがある」
年金基金に対するメッセージは、残されているのが3日
「英国債の購入は金融安定化介入であることを明確にすることが非常に重要」
市場への介入は一時的なもの、週末までに我々は手を引く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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