2019年10月15日
10月14日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・先週末、米中貿易協議は第1段階合意と報道されていましたが、中国側はさらにもう一段階の協議を望んでいると伝わるとドル円は一時108円まで下落
・米中貿易協議で米国側は、12月15日までに署名を望むとして、今のままでは追加関税の可能性を示唆
・英国のEU離脱案を巡りリンネ・フィンランド首相の発言で、今週17-18日のEU首脳会談まで
・カンリフBOE副総裁の弱き発言で、さらなるポンド売り
・NYクローズ後に英テレグラフ紙がBrexit交渉の進展を報じてポンド急騰
・米国がトルコに対し制裁内容を発表、鉄鋼に最大50%の関税引き上げ
・EUもトルコのシリア侵攻を非難し武器輸出制限
・石油輸出国機構(OPEC)との協調スタンスを変更する
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎昨日の要人発言
トランプ米大統領
「米財務省はトルコへの強力な制裁を課す準備をしている」
「まもなくトルコに対して大きな制裁が課される」
「トルコに対する鉄鋼関税を最大50%まで引き上げる」
「1000億ドル規模のトルコとの貿易交渉は即刻停止」
コベニー・アイルランド外相
「ブレグジット取引は可能だが、厳しい問題が残っている」
デギンドスECB副総裁
「ユーロ圏がリセッション(景気後退)に陥る可能性は非常に低い
「欧州中央銀行(ECB)の景気見通しは、ハードブレグジットの
ノバク露エネルギー相
「現在、石油輸出国機構(OPEC)との協調スタンスを変更する
エリザベス女王
「英国の優先事項は、10月31日に欧州連合(EU)から離脱す
欧州連合(EU)高官
「ジョンソン英首相が、離脱案の英議会承認を得られるか否か確信
ムニューシン米財務長官
「先週の米中通商協議はかなり進展した」
「中国との第1段階の合意は重要」
「中国と第1段階の合意の署名に向けて協力していく」
「12月15日までの合意署名を望む」
カンリフBOE(イングランド銀行)副総裁
「金利の低迷は、構造的な趨勢」
「ブレグジット合意となってもEUとどのような貿易関係になるか
「金融政策は有効だが需要を刺激する他の方法も必要だろう」
「経済見通しは1年前と比較しても弱くなっている」
ロウハニ・イラン大統領
「米国の制裁にイラン経済は服従しない」
「欧州各国は15年の核合意を守っていない」
「地域内の危機は湾岸各国の外交や協力で解決できる」
モゲリーニ欧州委員会外務・安全保障代表
「トルコのシリア領内での軍事行動を防ぐために団結している」
エルドアン・トルコ大統領
「誰に何を言われようとシリアからトルコ軍を撤退させない」
「シリア北東部でのミッションを完全にやり遂げる」
露大統領補佐官
「トルコのシリア北部での軍事行動はシリアの領土保全とは一致し
ペロシ米民主党・下院議長
「最強の超党派でトルコ制裁を求める」
英首相報道官
「もし議会が政府案を否決してもジョンソン英首相は辞任せず」
リンネ・フィンランド首相
「EU理事会前にブレグジット合意に至るには時間が足りない」
「我々にはもっと時間が必要であり、EU理事会後も交渉継続が必
トルコ大統領府
「エルドアン大統領はマクロン仏大統領との電話会談でシリア北東