2019年10月20日
10月18日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・19日の臨時英国議会招集でEUとの離脱合意案の採決・承認を控えて積極的な取引はは控えられ方向感がない
・マクロン大統領、ユンケル欧州委員長は英国議会が合意内容を否決した場合、再交渉はしないと発言
・米ドルは利下げ懸念と、米株の下落でドル安
・日銀は10月30日、31日の金融政策決定会合で物価見通しを下方修正する検討
・スペイン、カタルーニャ地方で独立派の政治家が実刑判決を受けたことでデモ
19日
・臨時英国議会でボリス離脱合意案を承認する採決を見送り
・19日までに合意案を承認できなかったことで、ベン法案に基づきボリス・ジョンソン首相は離脱期限延期を申請
・離脱期限の申請は書簡で行われ、ボリス・ジョンソン首相の署名は無く、いやいや延期の申請をしたことを伝え、離脱期限の延期を断るように伝えたと一部報道
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎IMM通貨先物ポジション
◎昨日の要人発言
ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「FRBのオペが市場を安定させた」
「バランスシートを巡る行動は金融政策のスタンスを変えない」
エルドアン・トルコ大統領
「米・トルコ共同の努力により、我々の地域に平和や安定がもたら
「クルド系武装勢力を120時間以内に退去させるのは米国の責任
「トランプ米大統領との会談でトルコ米関係の新たなページが作ら
「来週のプーチン露大統領の会談では安全地帯の設置について協議
ラムスデンBOE副総裁
「円滑なブレグジットは利上げを協議する話し合いの対象になる」
「ポンドの乱高下は物事を複雑にする」
ウィルソン民主統一党(DUP)報道官
「保守党議員にジョンソン案を反対することを促すつもりだ」
雨宮日銀副総裁
「強力な金融緩和を粘り強く続け、物価安定目標に向けたモメンタ
「海外経済は下振れリスクが高まりつつある」
「様々なリスクに注視し、予断を持つことなく適切に政策運営」
マクロン仏大統領
「ブレグジット合意はEUのガイドラインに沿った良い取引」
「英議会が離脱案を否決した場合、離脱延期を認めるべきではない」
カプラン米ダラス連銀総裁
「貿易摩擦や先行きの不透明感で世界経済の成長は減速している」
ジョージ米カンザスシティ連銀総裁
「利下げは金融リスクを高める可能性」
「米国経済は概ね好調」
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁
「ECBは必要に応じて全ての手段を調整する用意がある」
カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「景気後退は予測していないが、ここ半年の状況では下方リスクが
「景気減速リスクが見える間は金融政策は緩和的であるべき」
「米経済は強弱入り混じったサインを出している」
ホルツマン・オーストリア中銀総裁
「ECBはインフレターゲットを引き下げるべき」
「インフレ目標は1.5%か、より低めが良いだろう」
「年金基金や保険会社はマイナス金利に対応できない」
クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長
「金融政策は会合ごとに決定される」
「米経済は好調だがリスクもみられる」
「インフレは弱まったまま」
カーニー英中銀(BOE)総裁
「英国とEUの合意は良いニュース」
「合意は必ずしも利上げを意味しない」
黒田東彦日銀総裁
「日本は追加の金融緩和が可能」