2019年10月23日
10月22日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・ジョンソン首相が取りまとめた新たな離脱協定案を第2読会で賛成329、反対299で可決、これにより協定案の審議などが可能に
・通常なら数週間かかる関連法案の審議を3日で終わらせる
・ジョンソン首相は、3日での日程動議が否定されたことで、離脱協定案を取り下げ合意なき離脱か解散総選挙を示唆
・トゥスクEU大統領は英国の採決結果を受け、離脱期限の延期をEU加盟国27か国に打診
・OPECほか主要産油国が「12月の会合でさらなる
・カナダ総選挙で中道左派の与党自由党が第1党を確保、過半数には届かずもトルドー首相が続投
・中国がオバマ政権時の相殺関税が世界貿易機関(WTO)協定を順守していないとして、24億ドル規模の制裁措置をWTOに申請
・欧州委員会はイタリアとフランスに来年の予算案がEU財政規律に違反する可能性があるとして、23日までに詳細に説明するよう要請
・クルド人民兵組織「人民防衛部隊(YPG)」をトルコ国境から30キロ(19マイル)離れた地点まで撤退させ、撤退後、トルコがシリア難民帰還に向けて設置を計画している「安全地帯」をトルコとロシアが共同で警備することで合意
・ドイツ、イザベル・シュナベルをECB理事会に指名
・イスラエルの右派政党リクードを率いるネタニヤフ首相は、新たな連立政権発足に向けた組閣交渉を断念、国会(定数120)で過半数の支持を獲得できそうな首相候補者はおらず、イスラエルが3度目の総選挙に突入する可能性も
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎昨日の要人発言
中国外務次官
「米国と中国は、通商協議で一定の進展を果たしている」
トゥスクEU大統領
「英の離脱延長申請は状況をより複雑にしている」
「依然としてEU27カ国と申請に関して話し合っている」
「離脱延長は英議会が何を決定し、決定しないか次第」
「合意なきブレグジットは決して我々の決定ではない」
ユンケル欧州委員長
「ブレグジットは時間とエネルギーの無駄」
エルドアン・トルコ大統領
「もし米国が約束を守らなければ、シリアでの作戦を再開する」
王毅中国外相
「米国が中国を貿易戦争に追い込んだ」
「中国は利益を守るために必要な対策を講じなければならない」
バルニエ英EU離脱・欧州委員会首席交渉官
「英国との貿易交渉は2、3年もしくはそれ以上かかるだろう」
露外務省
「トルコのシリア北東部での行動はシリアの領土保全を破っている
トルコ当局者
「シリア内の安全地帯設置はロシアが支援」