10月3日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2023年10月4日

10月3日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・豪準備銀行(RBA)は金融政策を発表したが、政策金利は市場予想通り4.10%で据え置きとなったほか、声明文もノーサプライズとなったこともあり、市場の反応は薄く緩やかな豪ドル売りとなった

・8月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が961.0万件と予想の880.0万件を大幅に上回ったことが伝わると、米金利の上昇とともにドル買いが先行し、ドル円は節目の150円を突破し、一時150.16円と昨年10月21日以来の高値を更新

・ドル円が150円を超えて高値を更新すると、政府・日銀による為替介入への警戒が高まる中、まとまった規模の円買いのフローが入ったことで一時147.43円まで急落したが、すぐに149円台前半まで持ち直すなど、神経質な値動きとなった

・「政府・日銀が介入に踏み切った可能性がある」との見方も浮上し売買が交錯、財務省幹部は為替介入の有無について「ノーコメント」と回答している

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


10月4日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 


10月4日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


10月4日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 

 


米2年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


銀価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


CRB指数チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

メスター米クリーブランド連銀総裁
「金融政策の経済の動向に依存する」
FRBはおそらく今年あと1回利上げする必要になるだろう
「需要と供給の再バランスが継続する中、経済は良好な軌道にある
「雇用市場は好調だが減速し、バランスは改善されつつある」
「インフレは高すぎるが、物価圧力低下の進展の歓迎すべき兆候が見られる」
「FRBはインフレ率を2%に確実に戻すために金利を高く維持する必要がある」
「経済は予想以上に堅調に成長した」
「インフレリスクは上向きに傾いている」
賃金圧力が緩和する兆しが見える
現在の経済状況が維持されれば、次回会合で利上げを支持する可能性が高い
「金利目標のピークかそれに近い可能性が高い」
「長期金利の上昇は成長を鈍化させる」
「成長見通しの変化など、多くの要因により利回りが上昇」
「近い将来利下げが行われる可能性は低い」
「2025年末までにインフレ率は2%に達すると予想」

鈴木財務相
あくまで水準そのものは判断基準ではない、ボラティリティーが問題
「為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」
「引き続き高い緊張感もって万全の対応をしてゆく」
「長期金利は経済・財政の状況など様々な要因を背景に市場で決まる」

オーストラリア準備銀行(RBA)声明
「インフレが妥当な期間内で確実に目標に戻るようにするためには、金融政策の幾分かの引き締めが必要になるかもしれない」
それ(追加引き締め)は引き続き経済データとリスクがどのように進展するかによって決まる
「インフレ率を目標に戻すという断固とした決意に変わりはなく、そのために必要なことを行っていく」
インフレ率はピークを過ぎたが、依然として高水準であり、まだしばらくはこの状態が続くだろう
「多くのサービス価格は引き続き急上昇しており、燃料価格も最近顕著に上昇している」
「今年上半期のオーストラリア経済の成長率は予想をやや上回った
「中国経済の先行きには依然として高い不透明感がある」
金利据え置きはこれまでの利上げの影響と経済見通しを見極めるための時間をさらに確保するため

シムカス・リトアニア中銀総裁
「インフレは低下傾向にある」
「物価を抑制するために金利を制限的な水準に保つ必要がある」

レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト
「賃金からくる物価上昇圧力は残っている」
インフレは依然目標に達していない、まだやることが残っている

ブンゲ・スウェーデン中銀副総裁
「政策金利は、高い水準に長期間維持される必要がある」

バリマキ・フィンランド中銀総裁代理
「ECBは今のところ十分なインフレ対応を取っているが、今後さらに金利を引き上げる可能性は否定できない」
「インフレ見通しは、基調的なインフレ動向や金融政策の伝達力にも照らして評価する」

渡辺元財務官
民間資金が動かないと介入は成功しない、円安が緩やかだと効果は限定的
「ドル円は150円突破の可能性あるが、その後も円安が進む切迫感はない」
「特定の水準を念頭に置いた為替介入はない」
「米欧金利が高止まりの間に、日銀も政策修正が可能」

ボスティック米アトランタ連銀総裁
インフレ率を2%の目標に戻すのはまだ道半ば
「FRBは制限的な領域にあり、インフレ低下を助けている」
「長期金利の上昇は通常の引き締めサイクルで起こる以上にビジネスに影響を与えない」
次の行動は来年後半に0.25%の利下げになると考えている
「インフレ率は2025年末までに2%の目標に近づくと予想」
「まだやるべきことはあるが、基調的な価格トレンドは減速していると確信」
「労働市場にも均衡の兆しが訪れ、雇用の伸びは鈍化」
「企業は雇用が容易になり、賃金の伸びは鈍化する可能性が高い」
「エネルギー価格と地政学はインフレの上振れリスクとなる」

エルカン・トルコ中銀総裁
「金融引き締めや外貨準備高の増加が為替レートの支援材料」

財務省幹部
介入を実施したかどうかについてはコメントせず

国際通貨基金(IMF)
「2023年メキシコGDPの成長率予測を3.2%に上方修正、前回7月予測は2.6%」
「24年のメキシコGDP成長率は2.1%と予測、前回7月の1.5%から上方修正」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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