ADP雇用統計やISM非製造業景況指数と介入に注目! 「10月4日の注目点とイベントスケジュール」

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2023年10月4日

ADP雇用統計やISM非製造業景況指数と介入に注目! 「10月4日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日のRBA理事会は市場予想通り据え置きを発表、注目されていた新総裁のもと政策スタンスが変更については変化がなかったことで市場の反応は薄く、豪ドルはジリジリと売られました。

 

米雇用指標であるJOLTS求人件数発表直前にドル円は150円手前まで上昇していましたが介入を警戒して上値が重い状況でした。

JOLTS求人件数の結果が市場予想を大きく上回る結果となったことで米金利は上昇し、ドル買いが進みドル円は150円を超えて、一時150.16円と昨年10月21日以来の高値を更新しました。

ただ、その後大きな円買いが進み、ドル円は147.20円付近まで約3円の下落となりました。

「政府・日銀が介入に踏み切った可能性がある」との見方やただのレートチェックではないかとの見方も浮上し売買が交錯しています。

財務省幹部は為替介入の有無について「ノーコメント」と回答しています。

 

本日もADP雇用統計やISM非製造業景況指数など米指標が予定されています。

指標結果次第で再度150円に向かう可能性があり、再度円買い介入の可能性があります。

介入についての発言と、為替の水準・ボラティリティに注目しておきたいと思います。

目次

◎本日の注目点

 

1)金融政策

 

RBNZ理事会

注目度:やや高い

織り込み度:据え置きを織り込み済み

バイアス:特になし

ポイント:経済見通し

 

RBNZは利上げ終了から金利維持期間に入っていると思われます。

次のポイントは利下げ観測です。

中国の景気後退などがNZ経済にどこまで影響しているのか、経済見通しに注目しています。

経済見通しが下方修正されているようであれば利下げ時期も前倒しとなり、NZドルの売り要因となるのではないかと注目しています。

 

 

 

2)経済指標

 

ADP雇用統計

米国のインフレ要因の1つに人手不足があるため、雇用統計に注目が集まっています。

週末のNFP雇用統計の前哨戦としてADP雇用統計の結果に注目です。

どの程度市場予想を上回る雇用者数が出てくるのか、それとも予想を下回る結果になるのか注目です。

 

 

 

ISM非製造業景況指数

ISM非製造業景況指数はサービス業の企業に対して今後の景況感を質問し、結果を指数化したもので景気の先行指標として注目されています。

先日の9月FOMCでタカ派姿勢が確認され、米長期金利が2007年以来の高さとなっています。

そんな中でISMが強い結果となれば企業の景況感が強いということで、インフレ低下と底堅い景気から米国経済のソフトランディングの可能性が高くなり、もう一段の金利高となるのではないかと注目しています。

 

 

 

3)円安・介入警戒

昨日、米雇用指標が強かったことで米金利は上昇し、ドル円は150円を超え一時150.16円と昨年10月21日以来の高値を更新しました。

その直後、大きな円買いが実施され、市場では円買い介入が実施されたのではないかとの観測が出ています。

財務省幹部は為替介入の有無について「ノーコメント」と回答しています。

 

先日発表されたFOMCはややタカ派、日銀は大規模緩和を継続と、金融政策の差からドル高円安が進みやすい状況が継続しています。

このまま、再度円安が続きた場合は再度介入の可能性が高まります。

発言内容、レートチェック、150円を超えた介入水準に注意しておきたいと思います。

 

以下、去年の口先介入時のものです。

 

 

 

 

 

4)要人発言

 

FRB

FRBは9月FOMCのドットチャートで年内あと1回の追加利上げが予想されています。

そのうえで、FOMC以降に要人発言で雇用・失業率に関する発言が多くなっています。

今週はJOLTS求人件数をはじめ、ADP雇用統計や失業保険申請件数、NFP雇用統計と雇用関連指標が立て続けに発表されます。

雇用指標を受けて、FRB要人の発言に変化があるのか注目です。

 

 

 

ECB

欧州では景気悪化などから利上げ終了期待が高まっています。

ECB要人から利上げ終了に関する発言が出てこないか注目です。

先週発表されたIMM通貨先物ポジションでは、ユーロ買いポジションがたまっていますが減少傾向にあります。

利上げ終了が意識されればユーロ売りが進むのではないかと思っています。

 

 

 

英中銀

英中銀は先日の金融政策発表で、サプライズの据え置きを選択しました。

特に英中銀のメンバーの多くが据え置きを支持していたことから、利上げ終了が意識されています。

要人発言から利上げ終了が感じられると一気に利上げ終了観測が高まり、ポンド売りが加速するのではないかと注目しています。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

10月4日(水曜日)

 

10:00 NZD RBNZ理事会・政策金利・声明文発表

11:00 NZD オアRBNZ総裁記者会見

16:50 EUR フランス総合・サービス業PMI(改定値)

16:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI(改定値)

17:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI(改定値)

17:00 EUR ラガルドECB総裁発言

17:30 GBP 英総合・サービス業PMI(改定値)

21:15 USD ADP雇用統計

22:45 USD 米総合・サービス業PMI(改定値)

23:00 USD ISM非製造業景況指数

23:00 EUR パネッタECB専務理事発言

23:30 USD 原油在庫量

 

 

10月5日(木曜日)

 

09:30 AUD 豪貿易収支

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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