11月22日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2023年11月24日

11月22日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.3615%前後と約2カ月ぶりの低水準を付けると円買い・ドル売りが先行し、ドル円は22時前に一時148.60円付近まで下落

・前週分の米新規失業保険申請件数が20.9万件と予想の22.6万件より強い内容だったことが分かると買い戻しが優勢になり、米ミシガン大学が発表した11月消費者態度指数(確報値)や消費者の期待インフレが予想を上回ったことが伝わると米10年債利回りが上昇に転じたため、さらにドル買いが進みドル円は0時30分過ぎには一時149.75円まで値を戻した

・サウジアラビアが他の加盟国の石油生産水準に不満を表明していることなどで、OPECプラスの足並みがそろわないことが嫌気され、26日に行われる予定だったOPECプラスの会合が延期されると伝わると、原油先物は一時73ドル後半まで急落した

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

 

岸田首相
「物価目標の持続・安定実現に向けた政府・日銀の対応は矛盾していない」
「具体的な金融政策は日銀に任せなければならない」

ブロック豪準備銀行(RBA)総裁
インフレはすでにピークを過ぎた
「RBAは依然として政策面で狭い道を歩もうとしている」
「雇用を拡大させながら需要を冷え込ませようとしている」
「より大幅な引き締めが正しい政策対応」
需要主導のインフレを目標の2-3%に戻すには時間がかかる

ハント英財務相
「事業税を引き下げる」
債務削減や減税がインフレを抑え、GDPを上昇させる
「インフレ率は2025年に2%目標まで低下する」
2024年のインフレ率は2.8%と予想(3月時は0.9%)
「インフレ率を目標に戻すためならどんなことでもする英中銀を支持」

マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
経済は今後数四半期も引き続き弱いだろう
「安心するにはCPIがさらに低下するのを確認する必要」
「短期インフレ期待の緩和は遅れている」
CPIが2%に到達するため、現時点では金利は十分制限的になる可能性
インフレはまだ高すぎる、さらなる利上げの準備は必要

ナーゲル独連銀総裁
政策金利は当面、現行水準に維持されると予想
ECBはターミナルレートの水準に近いと確信
「ECBが再び利上げを実施するかどうかは断言できない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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