12月13日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2023年12月14日

12月13日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・10月英国内総生産(GDP)などの英指標が軒並み予想より弱い結果となったことを受け、ポンド売りで反応

・ニュージーランドは、NZ準備銀行(RBNZ)の責務に雇用目標の追加でインフレ低下が後手に回ったとし、国民党は政権獲得後に雇用目標を責務から削ることをマニュフェストに組み込んでおり、NZ準備銀行(RBNZ)の責務の一つだった完全雇用目標を撤廃することを可決した

・11月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回り米国のインフレ鈍化を裏付ける内容だったことから、全般ドル売りが先行

・FRBは12-13日に開いたFOMCで市場予想通りFFレートの誘導目標を5.25-5.50%に据え置くことを決めたと発表

・政策金利見通し(ドット・チャート)では2024年末時点の中央値を5.125%(5.00-5.25%)から4.625%(4.50-4.75%)に下方修正し、来年3回の利下げを想定していることが示唆された

・パウエルFRB議長は会見で「インフレは緩和したものの、依然として高すぎる」「FOMCは適切であれば追加引き締めの用意」としながらも、「きょうの会合で利下げのタイミングを協議した」「FOMCは現状維持が長すぎる場合のリスクを認識」などと語り、「市場で広がっている来年の利下げ観測を後押しする内容だった」との受け止めから、米金利が急低下し米10年債利回りは一時4.0051%前後と8月10日以来の低水準を更新するとドル売りが加速し、ドル円は5時過ぎには一時142.65円まで下落した

・ニュージーランド7-9月期の国内総生産(GDP)はプラス予想がマイナスに転じ、NZドルは上値が重く推移

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


12月14日7:00時点

 

 

 

 

 

 

 


12月14日7:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


12月14日7:00時点

 

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 

 


米2年債利回りチャート

 

 

 

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 


銀価格チャート

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 


鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 


CRB指数チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

米連邦公開市場委員会(FOMC)声明
最近の指標は、経済活動が第3四半期の好調なペースから鈍化していることを示している
「雇用の増加は年初から鈍化したが依然として強く、失業率も低いままだ」
「インフレは過去1年間で緩和したが、依然として高止まりしている」
「米国の金融システムは健全で強固だ」
「家計や企業の金融および信用状況の引き締まりが経済活動、雇用、インフレの重しになる可能性がある」
「これらの影響の程度は引き続き不透明だ。委員会はインフレのリスクを引き続き大いに注視している」
「委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す
「これらの目標を支援するため、委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを5.25-5.50%に維持することを決定した」
「委員会は追加の情報と金融政策への意味を引き続き評価する」
「徐々にインフレ率を2%に戻すために適切とみられる追加的な金融政策の引き締めの程度を決めるに当たり、委員会は金融政策の度重なる引き締め、金融政策が経済活動とインフレ率に及ぼす影響の遅れ、および経済と金融の動向を考慮する」
「さらに、以前発表された計画で説明されている通り、委員会は保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける
「委員会は、インフレ率を2%の目標に戻すことに強く取り組む」
「金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する」
「もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」
「委員会の評価は、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する」
「今回の金融政策決定は全会一致」

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「インフレは緩和したものの、依然として高すぎる」
「引き締めの効果はまだ十分に感じられていない可能性」
政策は制限領域にうまく移行した
失業の急増なしにインフレが緩和したことは良いニュース
「FOMCは慎重に進んでいる」
「労働市場のリバランスは継続すると予想」
ここ数カ月のインフレ率低下を歓迎
「FOMCは雇用市場の緩和が継続すると予想」
「名目賃金の伸びは鈍化しているようだ」
「金利上昇が設備投資に重し」
「FOMCは適切であれば追加引き締めの用意」
「当局者はさらなる利上げの可能性をテーブルから外すことを望んでいなかった」
政策金利は今サイクルのピークかそれに近いと考えている
きょうの会合で利下げのタイミングを協議した
FOMCは現状維持が長すぎる場合のリスクを認識

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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