2020年12月19日
12月18日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・日銀は現行の金融政策維持を決定、新型コロナ対応金融支援
・黒田日銀総裁は定例記者会見で「マイナス金利を見直すこと
・英国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(F
・「ジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長は英E
・米追加経済対策を巡り、マコネル上院院内総務(共和党)は「
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎IMM通貨先物ポジション
◎昨日の要人発言
スーン上院共和党院内幹事
「週末には政府機関が閉鎖される可能性がある」
日銀声明
「コロナ特別プログラム、来年9月まで延長」
「片岡委員、超短期金利引き下げで緩和強化が望ましいとして反対
「当面はコロナの影響を注視、必要なら躊躇なく追加緩和」
「3月会合をめどに物価目標に関する検証結果を公表」
黒田日銀総裁
「YCCや資産買い入れなど各種の政策を点検する」
「オーバーシュート型コミットメントやマイナス金利を見直すこと
「新型コロナ特別プログラムは必要なら更なる延長を検討」
「物価2%目標は主要国間の為替安定に通じている」
「2%の物価目標の達成目指して緩和を続ける」
「新たな政策を導入するかは点検の結果次第」
「より効果的・持続可能な緩和手段の検討価値が十分ある」
「為替は現時点で強く懸念するとか景気への影響考える必要はない
「より短い年限をYCCのターゲットにすることは考えていない」
「日本の株価はバブルという状況にはない」
「ETF買い入れが直ちに持続不能になることはない」
バルニエ欧州連合(EU)離脱首席交渉官
「合意への障害は大きいまま」
「合意の可能性はあるが、その道筋は狭まっている」
欧州委員会
「合意に至るのか、またそれはいつなのかは分からない」
「解決が難しい問題がある」
「移行期間は延長できない」
米商務省
「中国DJI(正解最大のドローンメーカー)をブラックリストに
ロベーン・スウェーデン首相
「ビジネスや運動など公の場でのマスク着用を推奨」
「1月24日までできる限り多くの人が在宅勤務すべき」
マコネル上院院内総務(共和党)
「(コロナ救済策)枠組みが出来上がるのは間近」
マクロン仏大統領
「(コロナ陽性も)英・欧州連合(EU)離脱=ブレグジットに関
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
「トランプ大統領はマコネル氏(共和党上院院内総務)とともにコ
スロバキア政府
「マトビッチ首相が新型コロナウイルスに感染」
「首相は先週ブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)首脳会議に
「向こう数日間のイベントをキャンセル、10日間の自主隔離に」
クラリダFRB副議長
「2021年の経済に対して非常に楽観」
「来年4%の成長を見込む」
◎当面の金融政策運営について 日銀
1. わが国の景気は持ち直しているが、新型コロナウイルス感染症への
(1)CP・社債等の増額買入れ(全員一致)
CP・社債等の増額買入れの期限を半年間延長し、2021年9月
(2)新型コロナ対応金融支援特別オペ(全員-致)
新型コロナ対応金融支援特別オペの期限を半年間延長し、2021
2.金融市場調節方針、ETFおよびJ-REITの買入れ方針に
(1)長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)(賛成8反
短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に▲0.1%のマ
長期金利:10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を
(2)ETFおよびJ-REITの買入れ方針(全員一致)
ETFおよびJ-REITについて、当面は、それぞれ年間約12
3.日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これ
引き続き、①新型コロナ対応資金繰り支援特別プログラム、②国債
当面、新型コロナウイルス感染症の影響を注視し、必要があれば、
4.新型コロナウイルス感染症の影響により、経済・物価への下押