12月4日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2024年12月5日

12月4日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・7-9月期豪国内総生産(GDP)が前期比・前年比ともに予想を下回る伸びに留まると豪ドルは弱含んだ

・11月ADP全米雇用報告が予想をやや下回るとドルは売りで反応したが反応は限定的

・11月米ISM非製造業景況指数が予想より弱い内容だったことが伝わると、米金利の一転低下とともにドル円は失速し一時150円まで売られた

・仏議会は内閣不信任案の採決を行い可決され、バルニエ首相は辞任し、マクロン大統領が次の首相を選任することになり、極右・国民連合(RN)の実質的な指導者であるルペン氏は「マクロン大統領の辞任を求めていないが、最終的な決定権は彼にある」などと述べ、フランス政権不安が広がった

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


12月5日7:00時点

 

 

 

 

 


12月5日7:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


12月5日7:00時点

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

レーン・フィンランド中銀総裁
「ECBの金融緩和は今後数カ月続くと予想」
12月利下げの根拠はさらに増えるだろう

李韓国中銀総裁
「混乱阻止のための追加利下げの可能性は低い」

ベイリー英中銀(BOE)総裁
「英国のインフレ率は、想定よりも早く低下してきている」
来年は4回程度の利下げを見込んでいる

ブイチッチ・クロアチア中銀総裁
「会合ごとにアプローチすることが依然として適切」
「不確実性の中で金利変更は少しずつ行う方がよい」

ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
第4四半期にインフレが一時的に進む見込み
「将来的にはユーロ圏の経済回復が勢いを増す見込み」
「短期的には成長が弱まるだろう」
「特定の金利経路にコミットしない」
「インフレは来年中に目標に低下すると予想」
中期的な見通しは下振れリスクが支配的
「金利は依然として景気抑制的な水準」
「利下げを続けるが、ペースについて言及しない」

ムサレム米セントルイス連銀総裁
金利引き下げのペースが鈍化もしくは停止する時期が近づいている可能性
「不確実性に対応するため、金融政策の選択肢を残す必要がある」
「中立金利は不確実であり、3%から4%の間にある可能性」
「今後、追加的な金融緩和が必要となるかもしれない」
「金融緩和が行き過ぎるとリスクが伴う」
「経済成長と雇用の緩やかな回復を予想」

バーキン米リッチモンド連銀総裁
「インフレの方向性に関して勇気づけられている」
「FRBの使命において、ポジティブな面とリスクの両方が見られる」
「正常化は中立金利に向けてより遅く慎重に行う」
「やや引き締め的な政策への到達を望む」

マクルーフ・アイルランド中銀総裁
0.50%利下げの必要性について、慎重に進めることを好む
「最近のデータは慎重さと用心深さが必要であるという見方を強めた」

リラ・ブラジル下院議長
「政府の歳出削減案は財政枠組みを維持するために非常に重要」
「今週でなければ来週には財政パッケージを可決できることに疑いはない」
「来年、所得税改革について投票しなければならない」

ナーゲル独連銀総裁
今のところ来週の利下げに異議はないが、会合まで判断を留保
「利下げは段階的で慎重なアプローチを支持」

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「独立性が最良の決定を下す能力を与えてくれる」
「独立性を失うリスクについては心配していない」
米国経済は現在、驚くほど良好な状態
「経済と金融政策の現状に非常に満足」
「中立的な金利を見つけるために慎重であることができる」
現在、中立的な水準に金利を引き上げる道筋にある
「失業率は依然として非常に低く、インフレに関しても進展が見られる」
「金利を非常に迅速に引き上げてきた」
FRBはドル政策についてコメントしない。これは財務省の責務
「関税に関しては未知の要素が多い」
中立金利水準を探る中、慎重になる余地がある

米地区連銀経済報告(ベージュブック)
雇用レベルは横ばいからわずかに上昇し、低い離職率の中で採用は控えめ
「賃金成長は緩やかなペースに鈍化したが、エントリーレベルや熟練職のポジションでは堅調な伸びが見られる」
「価格上昇は緩やかで、企業はコストを顧客に転嫁することが難しくなっている」
「消費者支出は安定しているが、価格感度が高まっている」
「製造業の活動は地域によってまちまち」
「商業不動産市場は一部の地域で安定化の兆しを示している」
「消費者の価格感度が高まっており、品質感度も増している」
「保険コストは依然として重要なインフレ圧力」
「企業は潜在的な輸入関税に備えて在庫を積み増している」
「データセンターの需要が電力使用量の急増を引き起こしている」
「農業経済は弱い設備販売に苦しんでいる」

極右・国民連合(RN)のルペン議員
マクロン大統領の辞任を求めていないが、最終的な決定権は彼にある
「我々は予算作成に貢献する」
次の首相を支持するためには、我々の有権者を尊重することを含むいくつかの要求がある

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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