2018年9月20日
2018年9月19日の記録室 ~要人発言と長期金利~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
◎昨日の注目点
・黒田日銀総裁の発言(緩和の終了時期は考えていない)
・メイ首相の発言(バルニエBrexit交渉担当官の交渉案は受け容れられない)
・新興国の長期金利の落ち着き
・米長期金利の上昇
・世界の株価堅調
(新興国不安が落ち着き、米株価は上昇。 金利が上昇しているにもかかわらず株価が堅調に推移していること)
・対中追加関税を受けても、中国株価堅調
◎主要通貨強弱グラフ
◎世界の株価
◎各国長期金利
◎昨日の要人発言
李中国首相
「いかなる一方的な行動も問題を解決することはない」
「中国経済は安定的な成長を維持しており、ファンダメンタルズは
「輸出を促進するために通貨を切り下げることはない」
「競争的な通貨の切り下げは行わない」
「中国は一部製品に対する輸入関税を引き下げ続ける」
ブリハ英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「賃金の伸びは非常に穏やか」
黒田日銀総裁
「物価、前年比2%に向けて徐々に上昇」
「景気は緩やかに拡大している」
「今回のタイミングで政策修正の効果を測るにはやや性急」
「8月にETFの買い入れ額が減少したことについて、購入額の予
「現在の強力な金融緩和を粘り強く続けていくことが不可欠」
「通商問題などのリスク要因がメインシナリオを変える状況ではな
「自然災害の影響は政策会合でも議論したが、経済的な影響は一時
「(安倍首相による出口戦略の発言について)具体的なコメントは
「物価2%を達成しても異次元緩和を続けることはない」
「2019年度の2%達成見通しは先送り」
韓国政府筋
「北朝鮮は非核化の実施段階に入った」
易綱・中国人民銀行総裁
「慎重で中立的な金融政策を維持」
「市場に十分な流動性を供給し続ける」
ディマイオ伊副首相
「政権内での予算目標を巡る衝突を否定」
「年金改革や所得支援には余地がある」
「投票者と約束した手段を実行する」
エルドアン・トルコ大統領
「トルコで経済危機は起こらず」
ハセット米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長
「米国はカナダなしでメキシコと協定を結ぶ用意がある」
「カナダとの通商交渉は9月末が最終期限」
トゥスクEU大統領
「ブレグジット協議は決定的な局面に入った」
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁
「マクロ経済的な安定のため追加の財政手段が必要」
クルツ・オーストリア首相
「11月にブレグジットのために特別なEUサミットを提案」
フリーランド加外相
「今日最初のライトハイザーUSTR代表との協議は終了。協議は
「ライトハイザーUSTR代表と協議は建設的だった」
「20日に協議を再開」
ユンケル欧州委員長
「EUと英国はブレグジット合意からかけ離れている」
メイ英首相
「この政権は決して2回目の国民投票は受け付けない」
「英国は2019年3月にEUから脱退する」
「バルニエ英EU離脱・欧州委員会首席交渉官がアイルランド国境
「労働党に国民投票を促すのをやめるように呼びかける」
ラーブ英EU(欧州連合)離脱担当相
「今がブレグジット合意に近づくときだ」
「チェッカーズ案は完璧ではないが、説得力のある案だ」
「進展が無ければLose-Lose(両者負け)になる」
「国会が2回目の国民投票をするとは考えられない」
「EU側に我々の方向に動いてもらう必要がある」
トランプ米大統領
「FRB理事にネリー・リャン氏を指名(WSJ)」