3月3日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

TOP > ファンダ記録室 > 3月3日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

2025年3月4日

3月3日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・欧州首脳らは停戦後のウクライナの安全保障に向けて有志国連合の協議を始めたと報じられ、ウクライナを巡る不透明感が和らいだとの見方からリスクオフが後退、ドル円は東京市場で一時151.02円を記録した

・2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値がコア指数ともに市場予想を上回る結果からユーロ買いがすすんだ

・2月米ISM製造業景況指数が50.3と予想の50.5を下回ったことが分かると、米長期金利の低下とともに全般ドル売りが優勢になり、トランプ米大統領が「日本と中国が通貨安政策を取るなら米国は不当に不利な立場に立たされる」と述べ、両国を名指しして「こうした国に関税を課す」と表明するとドル円の下落は加速し、一時149.10円まで下げ幅を広げた

・トランプ米大統領が「明日、カナダとメキシコに関税を課す」「(発動までに合意できる余地は)全くない」と発言したことを受けメキシコペソとカナダドルは急落

・トランプ米大統領が中国に20%の関税を課す措置に署名

・石油輸出国機構(OPEC)プラスが4月に増産を実施する予定との報道が伝わると、一転原油先物は売りが進んだ

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


3月4日7時時点

 

 

 

 

 

 

 


3月4日8時時点

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 


3月4日8時時点

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

中国商務省
「関税に対応して自国の利益を守ると改めて表明」

三村財務官
「円安は懸念事項の一つ、実質賃金や物価高との関連で」
「金利上昇、利払い費の増加という点ではネガティブ」

クレムリン(ロシア大統領府)
「ゼレンスキー・ウクライナ大統領は少なくとも外交能力の完全な欠如を示した」
「ゼレンスキー・ウクライナ大統領は平和を望んでいない」
「西側の一部はウクライナ戦争の継続を望んでいる」
「ロシアは二国間関係の正常化に向けて米国との対話を継続」

スターマー英首相
「欧州の対ウクライナ計画には軍事援助継続が盛り込まれる」
「ウクライナの安全確保には米国が不可欠」
「和平協定はウクライナの主権を保証しなければならない」

トランプ米大統領
(ゼレンスキー・ウクライナ大統領の「戦争終結はまだ遠い」との発言を引用)
「ゼレンスキー氏、最悪の発言」
4月2日、外部製品(外国産農産物)に関税がかけられる
「米国の偉大なる農民たちへ、米国内で販売する農産物をたくさん作り始める準備をしておくように」
明日、カナダとメキシコに関税を課す
「議会演説でウクライナについて言及する」
「ウクライナの鉱物資源取引が終わったとは思わない」
カナダ、メキシコ関税の合意には余地はない
円や中国元は通貨として弱い
通貨安の国に関税を課す

ムサレム米セントルイス連銀総裁
「経済成長の見通しは良好、雇用市場は健全」
「最近のデータは経済成長の下振れリスクを示唆」
「FRBがインフレ期待を抑制することが重要」
「政策は適度に抑制的、忍耐強いアプローチが望ましい」
「物価安定にはさらなる金融政策の取り組みが必要」

ゼレンスキー・ウクライナ大統領
「可能な限り早期にこの戦争を終わらせることが重要」
「平和への道における米国の支援を期待」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND