3月30日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2022年3月31日

3月30日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・日銀は国債買入れオペ増額について「イールドカーブ全体に強い上昇圧力が生じ、長期金利が変動幅の上限を超える恐れがあることなどを踏まえた」「今後も市場の動向などを踏まえつつ、必要に応じてオファー日程の追加・金額の増額を実施」などの声明を出した

・黒田日銀総裁と岸田首相が定例会合を行ったが、為替の話はなく、会合後に日銀総裁は「米国の金利上昇がドル高・円安の要因」などと語った

・ロシア大統領府から「ウクライナとの交渉に急展開はなく、多くの作業が残っている」との見解が示され、ゼレンスキー・ウクライナ大統領が「ロシアが新たな軍隊を派遣している」と発言するなど、ウクライナ情勢の緊迫化が再燃していることが嫌気され和平交渉への期待感が後退

・3月独消費者物価指数(CPI)速報値が予想を上回ったことで、ECBが早期の利上げを迫られるとの観測が強まり、ホルツマン・オーストリア中銀総裁が「事前に資産買い入れを終了すればフォワードガイダンスに沿って9月と12月に利上げが可能」と述べるなど、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーからタカ派的な発言が相次ぎユーロ買いが優勢

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 


3月31日6:00時点

 

 

 

 

 


3月31日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


3月31日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 

 


米2年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 

 


銀価格チャート

 

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 


鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 

CRB指数チャート

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

日銀
※国債買い入れについて
今後も市場の動向など踏まえつつ、必要に応じオファー日程の追加・金額の増額を実施
「イールドカーブ全体に強い上昇圧力生じ、長期金利が変動幅の上限超える恐れあることなど踏まえた」
「連続指し値オペ実施とともに金融市場調整方針をしっかり実現」

ボスティック米アトランタ連銀総裁
「ウクライナでの戦争は不確実性を増加させ、需要に対するリスクとなっている」

黒田日銀総裁
「岸田首相と内外経済について話した」
為替はファンダメンタルズ反映が望ましいと話した
円安進んだが、エネルギー輸入のドル買いなども要因
「日銀の金融市場調節が直接的に為替に影響与えているとは思わない」
岸田首相から特別なこと言われなかった
「為替についての話はとくになかった」
米国の金利上昇がドル高・円安の要因

篠原元財務官
「円高要素乏しく、今後も円安が続く可能性がある」
「現時点で日銀による政策修正は難しい」
「為替介入は短期的な影響はあるが、全く意味がない」
日銀指値オペ連発で円安が進んだ面もある
「スパイラル的な円安にはなっておらず、当局が慌てる必要はない

ラーブ英副首相
「ロシアは言葉ではなく行動が試されている、我々はロシア政府からのものは全て懐疑的に見ている」

ハベック・ドイツ経済相
「供給確保のため、緊急の天然ガス計画を始動する」
「ドイツはロシアによるいかなるガス契約違反も容認しない」
「現在、ガス供給不足はない」

中国外務省
「4月1日に習近平国家主席と欧州連合(EU)首脳が会談を行う

ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「足元のインフレ指標は見通しをサポートしており、第3四半期に資産買入れを完了させるだろう」
「家計は悲観的になっており、支出を減らす可能性」
「短期的には、インフレ率の上昇と成長率の鈍化となるだろう」
欧州は困難な局面を迎えている
ECBの金利調整は常に段階的
物価安定のためにあらゆることを行う

ミュラー・エストニア中銀総裁(ECB運営評議会メンバー)
「資産買入れは第3四半期に終了する可能性があり、利上げはその後」

カジミール・スロバキア中銀総裁
「ウクライナの紛争が余程劇的に高まらない限り、最初の利上げは年末にかけて行われるだろう」

ウィーランド独経済顧問
「ドイツのリセッションリスクは実存する」

ロシア大統領府
ウクライナとの交渉に急展開はなく、多くの作業が残っている

ゼレンスキー・ウクライナ大統領
ロシアが新たな軍隊を派遣している

マクルーフ・アイルランド中銀総裁
「ウクライナ危機は経済やインフレ見通しに重大な影響を及ぼしている」
「ECBは物価安定のため、必要な行動をとる」

ジョージ米カンザスティ連銀総裁
「現在のインフレ高進はボルカー時代とは異なる」
「現在のインフレ高進はまだ経済に組み込まれていない」
「中立金利は2.5%程度と想定されるが、依然として流動的」
米長短金利が一時逆転したことは警戒すべき兆候
今後のバランスシート管理を巡る議論に盛り込む必要

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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