8月27日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2021年8月28日

8月27日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・ボスティック米アトランタ連銀総裁やハーカー米フィラデルフィア連銀総裁に続き、メスター米クリーブランド連銀総裁やブラード米セントルイス連銀総裁、カプラン米ダラス連銀総裁からタカ派的な発言が伝わり、全般ドル買いが先行

・パウエル議長はジャクソンホール会議での講演で「年内のテーパリング(量的緩和の縮小)開始が適切になり得る」と述べた一方、「テーパリングは利上げ時期を示す直接的なシグナルではない」と指摘、マーケットの反応は株高・債券高(金利低下)・ドル安の動きとなった

・ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は史上最高値で取引を終え、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新

・アフガニスタン情勢を懸念した昨日の反発に続き、注目のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演で、市場の思惑より慎重な金融政策姿勢が示されたことで米金利が低下、金利低下に対して、金利を生まない資産である金の相対的な価値が高まったことから金価格上昇

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


8月28日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


8月28日6:00時点

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 


銀価格チャート

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 


鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 

材木価格チャート

 

 

 

 

 

 

 

◎IMM通貨先物ポジション

 

 

FOREX WATCHER参照

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

バイデン米大統領
アフガニスタン首都カブールでの爆破事件の責任者を捕らえる
ISISの指導者と施設の攻撃計画を命じる
「アフガニスタンからの退避を継続」
「アフガニスタンへの追加派兵が必要なら認める方針」
「ISISの指導者がどこにいても見つけ出す」
「(新型コロナウイルスワクチン)ブースター接種を開始する時期の前倒しを検討」

ボスティック米アトランタ連銀総裁
米雇用増加が引き続き堅調であれば、10月のテーパリング開始が合理的
「8月の雇用増加が6月、7月の雇用増加と一致することが重要」
「テーパリングをできるだけ早く終了させたい」
2022年第1四半期にテーパリングを終了することに異論はな
「インフレの基盤は非常に強力」

ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「インフレ圧力が一時的ではないかもしれない兆候がいくつかある
「金融政策では経済を抑制している供給網のボトルネックを解決できない」
「労働市場は進展している」
「テーパリングは遅いより早い方が良いが、デルタ株などの状況には注意が必要」
「経済に利益をもたらしていないと信じているため、テーパリングに動くことに賛成」
「利上げを検討する前にテーパリングを終了すべき」
「利上げの時期を判断するためにデータを注視する必要」
「インフレは2%の目標で落ち着くと予想」
「2022年後半または2023年初頭までFRBが利上げについて検討することはないだろう」

メスター米クリーブランド連銀総裁
「私たちは実質的なさらなる進展を遂げた」
9月にテーパリングについて協議し、年末までに開始することを支持
「テーパリングを急ぐ必要はない」
年内にテーパリングが開始されると予想
「11月にテーパリングを開始するか、12月に開始するかは重大な違いにはならない」
「FRBが基本、実質的なさらなる進歩の基準を満たしている」
「9月のFOMC会合でテーパリングのタイミングとペースについて検討するべき」
2022年半ばまでにテーパリング終了を目指したい
「金利変更は今後さらに長くなるだろう」

 

カプラン米ダラス連銀総裁
FRBは可能な限り早急にテーパリングを開始すべき

ブラード米セントルイス連銀総裁
テーパリングを開始し、2022年第1四半期に終了すべき

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
年内のテーパリング開始が適切になり得る
テーパリングは利上げ時期を示す直接的なシグナルではない
「雇用に関して顕著な進展があった」
「重要な進展はインフレ面で満たした」
「新型コロナウイルスデルタ株の拡大、注意深く点検」
「資産購入が終了しても長期債保有は緩和的な金融環境を支える」
インフレ上昇は一時的なものである可能性
「持続的な高インフレが深刻な懸念となった場合、FRBは対応する」

クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長
インフレは大部分が一時的なものである可能性が非常に高い
雇用市場の拡大がさらに進展すれば、テーパリングを支持する
「株式市場は企業収益の反発を反映している」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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