4月14日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2022年4月15日

4月14日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・欧州中央銀行(ECB)理事会で予想通りに政策金利が据え置かれ、資産買取プログラム(APP)の縮小ペースが維持された

・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は、記者会見で、資産買い入れ後の利上げ時期について数カ月後になる可能性があることを言及したことで、早期利上げ観測が後退

・ラガルドECB総裁は理事会後の会見で「一定期間とは1週間とも数カ月とも意味する」と説明したほか、「量的引き締め(QT)の議論は時期尚早」などと発言。市場の一部ではECBが金融政策の正常化を前倒しで進めるとの見方もあっただけに、この結果を受けてユーロ売りが広がり、ユーロドルはこれまでサポートとして意識されていた3月7日の安値1.0806ドルを下抜けると下げ足を速め、23時前に一時1.0758ドルと2020年4月以来2年ぶりの安値を付けた

・ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「5月の会合で0.50%の利上げを検討するのが妥当」と発言したこともあり、米長期金利が上昇幅を拡大するとドル買いが活発化

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


4月15日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 


4月15日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


4月15日6:00時点

 

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 


米2年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 

 


銀価格チャート

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 

 


鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 

 

 

CRB指数チャート

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

鈴木財務相
「デフレを脱却したという状況には至っていない」
「日銀と連携しながらデフレ脱却を実現する」

若田部日銀副総裁
「為替は経済・金融のファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが望ましい」
「為替相場に対する具体的なコメントは差し控えたい」
「一時的な要因を除いた物価上昇率は2月時点で0.7%程度、2%程度にはなお開きがある」

インドネシア政府(G20議長国)
「ロシア財務相は4月のG20に(バーチャル形式で)参加する」
「ウクライナをG20会合に招待するかは今月後半に話し合う」

メドヴェージェフ露安全保障会議副議長
もしスウェーデンとフィンランドが北大西洋条約機構(NATO)に加盟したら、バルト諸国の非核化の話し合いはなくなる
もしスウェーデンとフィンランドがNATOに加盟したら、バルト諸国に対して対策を打つ

マルチェンコ・ウクライナ財務相
「ウクライナの財政状態は非常に悪く、生き残ることはできない」
「西側の援助は無償の援助ではなく、返済が必要な融資であるため十分ではない」

アヌシャウスカス・リトアニア国防相
ロシアはすでにバルト地域で核兵器を保有している

トルコ中銀声明
「インフレ率の恒久的な低下と中期目標5%の達成を示す強力な指標まで利用可能な全ての手段を決定的に使用し続ける」
「進行中の地域紛争の解決などを背景に、ディスインフレのプロセスが開始されると予想」
「堅調な外需に支えられ、国内の経済活動は引き続き堅調に推移」
「エネルギー価格による経常収支のリスクは継続」

欧州中央銀行(ECB)声明
「債券買い入れ終了から一定期間後に金利は上昇する」
「責務を達成するために必要ならなんでもする」
「データはAPPの7-9月終了の見通しを強めた」
「量的緩和の縮小ペースを維持」

ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「戦争は新たなボトルネックを生み出した」
「エネルギーが依然としてインフレ高進の主要原因」
「エネルギー価格は短期的には依然として高く維持されるだろう」
「経済再開や強い労働市場が経済を支援」
「コアインフレがどのくらい継続的に上昇するのかは不確実」
「労働需要は依然として強く、賃金上昇は概ね落ち着いている」
「インフレ見通しの上向きリスクは増している」
「成長の下向きリスクは増している」
「現在の不確実性に対して極めて注意している」
資産買入れプログラムは7-9月期に終了する可能性が極めて高
資産買入れプログラムが7-9月期に終了するかはまだ決まっていない
資産買い入れ終了し、一定期間後に利上げを行う
一定期間後とは1週間とも数カ月とも意味する
量的引き締めの議論は時期尚早

ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「米連邦準備理事会(FRB)はより迅速に通常の政策水準に移行する必要がある」
「実質金利に焦点を与え続けなければならない」
中立金利は2%から2.5%のレンジ
「消費者が支出パターンを変える初期の兆候が見られる」
「インフレ率が非常に高いため、FRBはインフレ率を下げることに集中する必要がある」
「労働市場は基本的にパンデミック前にほぼ戻っている」
「FRBは2020年3月から政策を取り消す必要がある」
利上げのペースは経済の進路によって異なるが、次回の会合で50ベーシスポイントが妥当な選択肢

欧州中央銀行(ECB)関係者
木曜日の理事会後も、依然として7月に利上げする可能性は残っている
「理事会ではリスクについては意見が分かれた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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