4月13日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

TOP > ファンダ記録室 > 4月13日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

2022年4月14日

4月13日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は政策金利を従来の1.00%から1.50%へと引き上げることを決定、市場予想(1.25%への利上げ)を上回る利上げ幅となったこともあり、発表直後はNZドル買いが優勢

・NZドルはニュージーランド準備銀行(RBNZ)の利上げ発表で一旦の材料出尽くしと見て、NZドル売りが加速

・黒田日銀総裁が第97回信託大会でのあいさつで緩和政策を継続する姿勢を改めて強調したこともあり、円売りが進みドル円は上昇し、目先のストップロスを誘発しながら一時126.32円と2002年5月以来の高値を更新

・3月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回る結果だったことが伝わると一時ドル買いが進むが反応は限定的

・カナダ銀行(BOC)は政策金利を現行の0.50%から1.00%に引き上げることを決めたと発表し、25日から量的金融引き締め(QT)を開始を発表

・声明では「インフレが目標をはるかに上回る中、金利をさらに引き上げる必要があると判断」「政策金利のさらなる引き上げのタイミングとペースは継続的な経済評価と2%インフレ目標達成へのコミットメントに基づく」とインフレが高進する中、BOCが一段の引き締めを実施していく姿勢を示したことで、カナダドル買いが優勢となった

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 


4月14日6:00時点

 

 

 

 

 

 


4月14日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


4月14日6:00時点

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 

 


米2年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 

 

 

 


銀価格チャート

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 

 

 

 


鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 

 

 

CRB指数チャート

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

バーキン米リッチモンド連銀総裁
「必要であれば金利に関してさらに行動する可能性がある」
「高インフレへの対応でハードランディングは必要ない」
「FRBは目標を上回る物価への対応で必要なことを行う」

鈴木財務相
「為替の安定は重要、急速な変動は望ましくない」
「為替市場の動向をしっかり緊張感を持って注視する」
「為替の急激な変動は大変問題がある」

 

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)声明
「インフレは目標を上回っており、雇用はその最大の持続可能なレベルを上回っている」
「委員会はその責務を果たすために金利をさらに上昇する必要があることを確認」

「消費者物価は2022年上半期に約7%のピークに達すると予想されている」
「より持続的な高インフレ期待のリスクが高まっている」

黒田日銀総裁
「景気の基調は持ち直し、先行きも回復へ」
「コアCPIはエネルギー価格の大幅上昇などでプラス幅を拡大」

松野官房長官
「為替レートは市場において決定される」
「円安進行を含め、為替市場の動向を注視」
「米国等の通貨当局と緊密に意思疎通を図り適切に対応」

カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
再投資を終了し、4月25日から量的金融引き締め(QT)を開始する
「バランスシートの規模は時間とともに縮小する」
「ロシアのウクライナへの継続的な侵略は、新たな経済への不確実性を引き起こしている」
「石油、天然ガス、その他の商品価格の高騰は世界中のインフレを助長」
「成長は力強く、経済は過剰需要に移行」
「労働市場は逼迫しており、賃金の伸びはパンデミック前のペースに戻り上昇している」
第1四半期の成長は1月予測よりも強かった
カナダCPIインフレ率は5.7%であり、1月の予測を上回っている
「インフレは、エネルギーと食料価格の上昇と供給の混乱、世界と国内の強い需要によって押し上げられている」
「金融政策ツールを行使しインフレを目標に戻し、インフレ期待をしっかりと抑制する」
経済が過剰需要に移行し、インフレが目標をはるかに上回っている中、BOCは金利をさらに引き上げる必要があると判断
「政策金利は主要な金融政策手段であり、量的金融引き締めは政策金利の上昇を補完」
政策金利のさらなる引き上げのタイミングとペースは継続的な経済評価と2%インフレ目標達成へのコミットメントに基づく

イエレン米財務長官
「IMFと世界銀行は、問題や課題に対処するために近代化される必要がある」
「金融システムの二極化を避けるために中国と協力する必要」
「もし基軸通貨としてドルが取って代わられるならば、かなり長い時間がかかるだろう」
「ドルの優位性は、米国経済や金融システム・金融市場の信頼性の強さによるもの」

マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「インフレに対処するため必要な限り強力に行動する用意があり、重要な一歩を踏み出した」
「インフレ期待をしっかりと抑制することが、本日決定の重要な一部」
「50bpsの利上げ、金融政策を適度な速さで正常化する必要があるというメッセージを送っている」
「カナダドルの水準は市場に任せるつもりだが、米国との金利差がカナダドルの重荷になるかもしれない」

ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事
「リセッション(景気後退)を回避することは可能」
データは0.50%の利上げをサポート
「インフレ指標は高かったが、驚くべきことではない」
「FRBは利上げ計画を継続し、インフレを抑制するために緩和策を縮小」
「3月CPIはピーク」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND