4月22日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2025年4月23日

4月22日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・ドル信認低下が意識されるなか、WSJ紙が「トランプ大統領が景気後退の責任をパウエル大統領に押し付けるための布石を敷いている」と掲載し、FRBの独立性の危機について指摘するとドル売りが加速し、ドル円は日本時間午後に節目の140円を割り込んで昨年9月16日以来の安値となる139.89円まで下落した

・一部通信社が「トランプ米政権は日本・インドと貿易合意に近づている」報じたようだ

・「ベッセント米財務長官は非公開イベントで『米中間の緊張緩和はごく近い将来に訪れると確信している』と話した」と伝わったほか、レビット米ホワイトハウス報道官は「中国との関係は良い方向に進んでいる」「トランプ大統領は中国との合意に向けて準備を進めている」などと発言したことで投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぎ、米国の「トリプル安(株安・債券安・通貨安)」を巻き戻す動きが活発化、米国株相場が大幅に上昇、円売り・ドル買いが加速し、ドル円は5時過ぎに一時141.67円と日通し高値を更新した

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


4月23日6時時点

 

 

 

 

 

 

 


4月23日6時時点

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


4月23日6時時点

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

加藤財務相
「米財務長官との現地での会談は調整中」
「(為替について)訪米時に米財務長官と協議したい」

グリーン英中銀金融政策委員会(MPC)委員
イギリスの賃金上昇率は依然としてかなり高い状況が続いている
「労働市場で大きな調整の兆候はまだ見られない」
通貨については、どこで落ち着くかを判断するのは時期尚早
ドル安はイギリスにとってディスインフレ要因
「為替レートは理論通りには動いていない」

カジミール・スロバキア中銀総裁
「インフレ率は今後数カ月で2%に到達する見通し」
現在の金利は中立レンジ内にある
「6月の決定はデータや予測、リスク見通しに依存する」
「6月会合までに完全な確信を得ることは不可能」
「私たちは引き続き警戒し、機動的でなければならない」
「関税に関連するリスクを評価するには時間が必要」

ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
利下げか一時停止かはともかく、データに極限まで依存する
「欧州は域内貿易障壁を引き下げるべき」
「ECBは機動的に行動を起こす必要がある」

ベッセント米財務長官
状況は持続不可能であり、中国との緊張緩和を予想
「対中交渉は苦戦するだろう」
「目標は米中経済の分離ではない」
米国は中国とのリバランスを目指すが、中国側にその準備ができているかどうかが問題

デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「成長の下振れリスクが顕在化している」

レビット米ホワイトハウス報道官
貿易協定は進展している
「ホワイトハウスの貿易チームは34カ国と協議」
「現在、貿易に関して18カ国から提案が出ている」
中国との関係は良い方向に進んでいる
トランプ大統領は中国との合意に向けて準備を進めている
中国との合意に向けて順調に進んでいる
「トランプ大統領はドルが世界の準備通貨としての地位を維持することを望む」

カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「高インフレを背景にインフレ期待が抑制されないリスク」
「金利の動向を判断するには時期尚早」
「関税はややインフレを誘発するものであり、成長も鈍化する」
「独立した金融政策はより良い結果をもたらす」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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