2020年4月28日
4月27日の記録室 ~株価と金利と要人発言~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
目次
◎昨日の注目点
・日銀は金融政策決定会合で国債購入額の「年80兆円めど」を撤廃し無制限の購入策を打ち出し、CP(
・イタリアやスペインなど
・ジョンソ
・原油先物価格は一時11.88ドルまで下落
・米国で
◎昨日の主要通貨強弱グラフ
◎昨日の株価
◎各国長期金利
◎商品先物・インデックス先物
◎昨日の要人発言
日銀声明
「CP・社債などの追加買入枠を拡大し、合計約20兆円の残高を
「21年度のコアCPI見通しは0.0~0.7%」
「21年度実質GDP見通しは2.8~3.9%」
「20年度のコアCPI見通しは-0.7~-0.3%」
「20年度実質GDP見通しは‐5.0~-3.0%」
「ETF、J-REITについて積極的な買入を行う」
黒田日銀総裁
「当面の国内経済は新型コロナ拡大の影響から厳しい状況」
「新型コロナの影響を注視し、追加緩和は必要があれば躊躇なく」
「物価上昇率が2%を安定的に超えるまでマネタリーベースは拡大
「日本銀行の緩和規模、各国の中銀よりもさらに大きい」
「国債、YCCのもと金利目標達成のため必要なだけいくらでも買
「物価モメンタムはいったん損なわれた状態」
「マイナス金利深堀も排除しない」
「一時懸念されたより金融市場は落ち着きを取り戻している」
「企業の資金繰り、リーマンショックより厳しい」
「円高リスクが大きいとか日本経済に大きなマイナスが生じている
「あまり金利が低下していく局面は想定しがたい」
ジョンソン英首相
「新型コロナウイルスの感染対策については進展している」
「感染ピークを過ぎた兆候がある」
「流れは変わり始めている。今が最大のリスクだ」
「英国民に改めて感謝」
マッケナニー米ホワイトハウス報道官
「トランプ米大統領は第4次の新型コロナウィルス対策案の承認を
スナク英財務相
「経済的に深刻な状況になるのは疑いがない」
「400万人以上が一時解雇状態になっている」
「中小企業のローンに政府が100%保証をする」
「政府が最初の12カ月分、中小企業の金利を負担する」
エルドアン・トルコ大統領
「5月1日金曜日より31都市で3日間のロックダウンを開始する
「週末のロックダウンを5月末まで継続する計画」
「米国にマスクや防護服などの医療品を送っている」
米ホワイトハウス
「トランプ米大統領は日本時間6時に記者会見を行う」
ハセット米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長
「追加の経済刺激策がなければ米国のV字回復はない」
当面の金融政策運営について 日銀
金融緩和の強化について
1. わが国の景気は、内外における新型コロナウイルス感染症の拡大の
2.こうした情勢を踏まえ、日本銀行は、金融機関や企業等の資金
3.このため、本日の政策委員会・金融政策決定会合では、以下の
(1)CP・社債等買入れの増額等(全員-致)
CP・社債等の追加買入枠を大幅に拡大し、合計約20兆円の残高
(2)新型コロナ対応金融支援特別オペの拡充(全員―致)
3月に導入・開始した新型コロナウイルス感染症にかかる企業金融
これに加えて、日本銀行として、中小企業等の資金繰りをさらに支
(3)国債のさらなる積極的な買入れ
債券市場の流動性が低下しているもとで、政府の緊急経済対策によ
4.金融市場調節方針、ETFおよびJ-REITの買入れ方針に
おりとする。
(1)長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)(賛成8反
短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に▲0.1%のマ
長期金利:10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を
(2)ETFおよびJ-REITの買入れ方針(全員一致)
ETFおよびJ-REITについて、当面は、それぞれ年間約12
5.日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これ
当面、新型コロナウイルス感染症の影響を注視し、必要があれば、
6.日本銀行は、本日の決定を含め現在実施している強力な金融緩