4月29日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2020年4月30日

4月29日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・米医薬大手ギリアド・サイエンシズは、「新型コロナ治療薬候補『レムデシビル』の臨床試験で有効なデータ結果を得た」と発表

・米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が「ギリアドの治験は新型コロナに著しい有効性を示す」と発言

・米連邦公開市場委員会(FOMC)はFFレート誘導目標を市場予想通りに全会一致で0.00-0.25%に据え置き

・パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長も会見で「追加措置が必要になる可能性は高い」などと発言したことでドルは売り

・米エネルギー省が発表した週間在庫統計で、原油在庫が予想ほど増えなかったうえ、ガソリン在庫が予想に反して減少したことで、一時16.78ドルまで上昇

・ギリアドのレムデシベルがコロナに著しい有効性を示すとされたことが好感され、米株先物は上昇し世界的株高

・日本政府は5月6日に期限を迎える新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を延長する方針を固め、全国を対象にして1カ月程度延ばす案を軸に調整し、1日に開く専門家会議の意見や状況を見極めたうえで最終判断する

中国は、新型コロナウイルスの影響で2カ月以上延期していた全国政治協商会議と全国人民代表大会を5月21日、5月22日から開催すると発表

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


4月30日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

4月30日6:00時点

 

 

 

 ダウ平均日足チャート

 

 

 

 S&P500日足チャート

 

 

 

 日経225日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 

 米10年債利回りチャート

 

 

 

 日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 ドルインデックスチャート

 

 

 

 VIX指数チャート

 

 

 

 WTI原油価格チャート

 

 

 

 金価格チャート

 

 

 

 鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 銅価格チャート

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

ノバク露エネルギー相
「5月も原油相場のボラティリティは続く」
「ロシアの小規模石油会社もOPEC+の取引で減産を実施」
「ロシアの石油会社は2月と比べて19%の減産を行う」

仏政府報道官
「ロックダウンの終了は5月11日までのデータ次第」
第2波の流行リスクは高い

スイス政府
「1000人以上集まるイベントは8月末まで禁止」
5月11日より国境規制を緩和する
「6月8日より無観客でのプロスポーツを解禁する計画」
「5月27日に更なる規制緩和は決定する」

英首相報道官
「(ジョンソン英)首相のフィアンセのシモンズ氏は、首相立会いのもと本日男児を出産した」
「首相はすでに官邸に戻っている」
「首相は年後半に短めの育児休暇を取る予定」

ポンペオ米国務長官
「中国には安全性が不透明な、接触伝染性の病原体を研究する複数の施設がある」
香港に干渉する中国政府を懸念している

クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
「米経済は下期に大きな跳ね返るがあると予想する」
「経済は下期に17%から20%の成長を遂げると見込む」
「規制の強化は米国経済にとって害だ」
「パンデミックの最悪期は終わった」

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長
ギリアドの治験は新型コロナに著しい有効性を示す

ムニューシン米財務長官
「メインストリートの貸付ファシリティにより多くの資金を注げる
航空会社の救済資金を追加する計画はない
「経済が回復しなかった場合の緊急時対応策がある」
「(経済が回復しなかった場合)新たな刺激策を含め他の選択肢がある」

米連邦公開市場委員会(FOMC)声明
「FRBはあらゆる困難な時期に米国経済をサポートするためにさまざまな手段を用いて、雇用と物価の安定を最大化することを目指す」
「新型コロナウイルスは、全米および世界中で人と経済に多大な困難をもたらしている」
「新型コロナと公衆衛生を保護するために講じられた措置は、経済活動の急激な低下と失業者の急増を引き起こしている」
「需要の低迷と原油価格の大幅な低下により、消費者物価の上昇が抑制されている」
「国内外の経済活動の混乱は、財政状況に大きな影響を与え、米国の家計や企業への信用の流れを損なった」
「公衆衛生危機は、短期的には経済活動、雇用、インフレに大きな影響を及ぼし、中期的な経済見通しに大きなリスクをもたらす」
「経済が最近の出来事を乗り切り、最大雇用と物価安定という目標の達成に向けた軌道に乗ったと確信するまで、この目標レンジを維持すると見込んでいる」
「委員会は引き続き、公衆衛生やグローバルな動向、落ち着いたインフレ圧力に関連する情報を含め、今後入ってくる経済見通しの情報の意味合いを引き続き監視し、経済を支えるため適切に手段を活用し行動する」
金融政策スタンスの今後の調整のタイミングと規模を決めるに当たっては、委員会は、最大雇用の目標と対称的な2%のインフレ目標との比較で経済状況の実績と見通しを評価する
この評価では、労働市場の状況に関する指標、インフレ圧力やインフレ期待の指標、金融動向や国際情勢の解釈を含む幅広い情報を考慮する
家計・企業への信用フローを支援するため、必要な金額の国債および政府機関向け住宅ローンおよび商業用モーゲージ担保証券を引き続き購入し、それにより金融政策のより広範な金融条件への効果的な伝達を促進する
さらに翌日物とターム物のレポオペを引き続き供給する
「委員会は市場の状況を注意深く監視し、必要に応じてその計画を調整する用意がある」
「決定は全会一致」

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
次の雇用統計で失業率は二桁台になる可能性
製造業は4月よりもさらに落ち込む可能性
経済活動は第2四半期に前例のないペースで低下する可能性
「公衆衛生危機で甚大な損害」
「公衆衛生危機への強力な対応で経済の大半が停滞」
「景気の落ち込み度合いは政府の医療、政策対応次第」
FRBの対応で市場機能は改善した。資産購入ペースは減速
追加措置が必要になる可能性は高い
「今は連邦債務を心配するときではない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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