6月12日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2024年6月13日

6月12日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・米労働省が発表した5月米消費者物価指数(CPI)が前月比横ばい/前年比3.3%、エネルギーと食品を除くコア指数が前月比0.2%/前年比3.4%といずれも予想を下回ったことが分かると、米利下げ期待が再燃し、米長期金利の低下とともに全般ドル売りが活発化、ドル円は1時30分過ぎに一時155.72円と日通し安値を更新

・FRBは今日まで開いたFOMCで市場予想通りFFレートの誘導目標を5.25-5.50%に据え置くことを決めたと発表し、声明では「インフレ率はこの1年で緩和したが、依然高止まりしている」と強調したうえで、「ここ数カ月は2%の物価目標に向けた緩やかながらもさらなる進展があった」と指摘して、前回の「一段の進展は見られていない」から表現を改めた

・政策金利見通し(ドット・チャート)では2024年末時点の中央値が4.6%から5.1%へ上方修正され、年内の利下げ予想回数は前回3月の3回から1回に減り、25年末は3.9%から4.1%へ上方修正された一方、26年末は前回の3.1%と同じとなった

・パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で「インフレは大幅に緩和したが、依然として高すぎる」「インフレに対する信頼を高めるには、より良いデータが必要」「FRBはインフレのリスクを引き続き大いに注視している」などと発言した

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


6月13日6:00時点

 

 

 

 

 

 


6月13日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


6月13日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 

 


米2年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 

 


銀価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 

 

 

鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 

 


CRB指数チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

チャーマーズ豪財務相
「経済を破壊することなくインフレと戦っている」
「中国経済は一朝一夕には回復しない」
「中国と豪州の関係はより安定したものになる」

カザークス・ラトビア中銀総裁
年内の追加利下げの可能性は残されている
「インフレの再燃がないという確信が必要」
欧州中央銀行(ECB)は、段階的に利下げを行うべき

IEA(国際エネルギー機関)
「2024年の世界の石油需要成長見通しを日量10万バレル下方修正し、96万バレルとする」
「長期的には供給が需要を上回ると引き続き想定」

デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
今後6カ月間の明確な金利経路はない
「不透明感のレベルは極めて高い」
「十分に慎重にかつゆっくりと動かなければならない」

米連邦公開市場委員会(FOMC)声明
「最近の指標は、経済活動が引き続き堅調なペースで拡大していることを示している」
雇用の伸びは引き続き力強く、失業率は依然低い
「インフレ率はこの1年で緩和したが、依然高止まりしている」
「ここ数カ月間、委員会の2%のインフレ目標に向けて緩やかな前進が見られた」
「委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す
「委員会は、雇用とインフレ率の目標達成に対するリスクのバランスがこの1年で改善に向かっていると判断する」
「経済の見通しは不確実で、委員会はインフレのリスクを引き続き大いに注視している」
「目標を支援するため、委員会はFF金利の目標誘導レンジを5.25-5.50%に維持することを決定した」
「FF金利の目標誘導レンジのあらゆる調整を検討するに当たり、委員会は今後もたらされるデータ、変化する見通し、リスクのバランスを慎重に評価する」
委員会は、インフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信がさらに強まるまで、目標誘導レンジの引き下げが適切になるとは予想していない
さらに、委員会は保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける
「委員会は、インフレ率を2%の目標に戻すことに強く取り組む」
「金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する」
「もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」
「委員会の評価は、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する」
「今回の金融政策決定は全会一致」

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「経済は労働、インフレでかなりの進展を遂げた」
インフレは大幅に緩和したが、依然として高すぎる
「FRBは需要と供給の引き締め姿勢を維持」
「経済活動は堅調なペースで拡大」
「雇用の伸びは依然として堅調だが、第1四半期から鈍化」
最近のインフレデータはやや緩和している
「労働市場は比較的タイトだが過熱していない」
「二つの責務を達成するリスクはより均衡している」
「インフレに対する信頼を高めるには、より良いデータが必要」
「FRBはインフレのリスクを引き続き大いに注視している」
「予測にはあまり自信がない」
PCE物価指数が2.6~2.7%であれば良い状況
「インフレ率の良好な数値がいくつあるかは明らかにしない」
「ほとんどの当局者は会合の途中で予測を更新しない」
「政策はインフレだけでなく、データ全体に依存する」
「金利変更のタイミングはデータに大きく依存している」
第1四半期のインフレは停滞しており、利下げには時間がかかるだろうという結論に達した
「当局者は金利がパンデミック前の水準まで下がる可能性は低いと考え始めた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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