7月21日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2022年7月22日

7月21日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・日銀は当座預金のうち政策金利残高に対する0.1%のマイナス金利を維持すると決定し、10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な金額の長期国債の買入れを行うことを決定した

・「リスク要因、金融為替市場の動向や経済物価への影響を十分注視する必要がある」との声明、2022年度のCPI見通しが引き上げられたことが伝わると円買いが進む場面があった

・独メディアが「ノルドストリーム1運営会社がロシアからドイツへの天然ガス供給を再開したもよう」と報じたことからユーロ買い見られた

・欧州中央銀行(ECB)が政策金利を0.50%引き上げ、市場予想(0.25%利上げ)よりも利上げ幅が大きかったことにユーロ買いで反応

・ECBは南欧諸国の金利が上昇することによる域内格差を是正する新たな債券買い入れ措置として伝達保護措置(TPI)を実施すると発表

・ECB理事会声明では「今後の会合で、金利のさらなる正常化が適切に行われるだろう」との見解が示され、ラガルドECB総裁が理事会後の会見で「ECBは利上げを加速する」としながらも、「最終的な金利水準は変えない」と述べ、利上げが終了する金利水準は変わっていないことを明らかにすると一転ユーロ売りが優勢になった

・イタリアではマッタレッラ大統領がドラギ首相の辞表を受理し、議会の解散を表明し、9月25日に総選挙が実施される見通しとなった

・バイデン米大統領が新型コロナウイルス検査で陽性と判定されたことや、米10年債利回りが一時2.86%台まで急低下したこと、7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が▲12.3と予想を大きく下回り、2020年5月以来の水準まで悪化したことなどからドル売りが進んだ

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


7月22日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 


7月22日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 


7月22日6:00時点

 

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 


米2年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 

 


銀価格チャート

 

 

 

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 

 

 

CRB指数チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

バイデン米大統領
「習近平・中国国家主席と10日以内に会談する見通し」

松野官房長官
※日銀金融政策決定会合について
「日銀には政府との連携のもと、適切な政策運営を期待」

日本銀行声明
「金融政策の現状維持を決定」
「マイナス金利を-0.1%に維持」
「長期金利目標をゼロ%程度に維持」
「10年物国債金利0.25%での指し値オペ、明らかに応札が見込まれない場合除き毎営業日実施」
「片岡委員、長短金利引き下げで緩和強化が望ましいとして反対」
「政策金利、現在の長短金利水準またはそれを下回る水準で推移を想定」
当面は新型コロナの影響を注視、企業等の資金繰り支援と市場の安定維持に努めるとともに必要なら躊躇なく追加緩和
「2%の物価目標の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続」
「マネタリーベース、消費者物価が安定的に2%超えるまで拡大方針継続」
「物価見通し、輸入物価上昇や価格転嫁の影響から足元を中心に上振れ」
「成長率見通し、海外経済の減速や供給制約の強まりなどから22年度が下振れ」
「物価見通しのリスクバランス、当面は上振れリスクの方が大きいがその後はおおむね上下にバランス」
「経済見通しのリスクバランス、当面は下振れリスクの方が大きい
「景気、コロナの影響が和らぐもとで持ち直している」
「景気の先行き、感染症や供給制約の影響が和らぐもとで回復していく」
「我が国の潜在成長率、足元では「0%台前半」と計算される」
「コアCPI、本年末にかけて上昇率高めた後プラス幅を縮小していく」
「コアコアCPI、プラス幅を緩やかに拡大していく」
「リスク要因、金融為替市場の動向や経済物価への影響を十分注視する必要がある」

黒田日銀総裁
「景気は新型コロナの影響が和らぐもとで持ち直している」
「予想物価上昇率は上昇している」
必要があれば躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる
「これまでの大規模金融緩和、経済・物価の押し上げ効果をしっかり発揮」
「引き続き緩和実施し、賃金上昇に伴う物価目標実現は可能」
最近の急速な円安進行は経済にマイナスで望ましくない
「為替はファンダメンタルズを反映し安定推移が最も重要」
「持続的・安定的な物価実現には至っていないため、金融緩和の継続が必要」
「6月の国債買い入れは投機的な先物売りへの対応であり、金融緩和をさらに大幅にしたということではない」
金利引き上げやレンジ拡大のつもりは全くない
「円安は輸入物価のみならず輸出物価の引き上げにもつながる、交易条件を必ずしも悪化させない」
「今の円安はドルの独歩高、ユーロやポンドも下落」
金利を引き上げたら円安止まるとは到底考えられない
円安を止めるためには大幅な利上げが必要であり、経済に大きく影響

 

ドラギ伊首相
「辞任する予定」

イタリア大統領府
ドラギ首相が正式に辞任

関係者筋
「ロシアは、ウクライナ一部地域で9月15日までにも投票を行う計画」

トルコ中銀声明
「年初の力強い成長は、外需の下支えにより第 2 四半期も継続」
「エネルギー価格の高止まりと主要貿易相手国の景気後退の可能性は、経常収支のリスクを生んでいる」
「強化されたマクロプルーデンス政策を引き続き決定的に実施し、必要な場合には追加的な措置を講じる」
「インフレの恒久的な低下を示す強力な指標と中期目標5%が達成されるまで、利用可能な全ての手段を決定的に使用し続ける」

欧州中央銀行(ECB)声明
今後の会合で、金利のさらなる正常化が適切に行われるだろう
「政策金利正常化路線の第一歩をより大きく踏み出すことが適切であると判断」

ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「企業はコスト上昇とサプライチェーンの混乱に直面」
「戦争は現在進行形で足を引っ張っている」
「経済活動は減速している」
「下期以降の見通しは不透明」
「物価圧力はますます様々なセクターに広がっている」
ユーロ安もまたインフレ圧力を高めている
「物価の伸びは依然抑えられている」
「インフレに対するリスクは上方向」
「インフレ期待が上昇する兆候を注視する必要」
前回理事会で公表した9月に向けたガイダンスは9月の金利決定には適用しない
ECBは利上げを加速、最終的な金利水準は変えない
「ECBはインフレに対して行動を起こさなければならない」
「危機対策ツールの適用には健全なマクロ政策が必要になる」

ホワイトハウス
「バイデン大統領は新型コロナウイルス検査で陽性と判定された」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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