9月22日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

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2023年9月23日

9月22日の記録室 ~株価と金利と要人発言~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

目次

◎昨日の注目点

 

・日銀は当座預金のうち政策金利残高に対する0.1%のマイナス金利を維持すると決定し、10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な金額の長期国債の買入れを行うと発表

・植田日銀総裁が記者会見で「大幅な物価上振れが現時点で生じているとは思っていない」「YCC柔軟化の効果がどのくらい表れているのか、見極めは時期尚早」などと発言し、現在の緩和策を維持する姿勢を改めて示したことを受けて円売りが優勢となり、148.42円まで上昇して昨日高値148.46円に迫っ

・植田総裁は「物価目標の実現が見通せれば、YCC撤廃、マイナス金利解除を検討」とも発言しているが、円売りが優勢となっている

・9月仏製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回ったことでユーロ売りで反応

・その後発表された9月独製造業・サービス部門PMIが予想を上回ったことでユーロは反発上昇

・ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事が「インフレ率が依然として高水準にあるため、さらなる利上げ(raise rates further)は適切となる可能性が高い」と述べ、「利上げ」を複数形で表現したことでドルは底堅く推移

 

 

 

 

 

 

◎昨日の主要通貨強弱グラフ

 

 


9月23日6:00時点

 

 

 

 

 

 


9月23日6:00時点

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の株価

 

 


9月23日6:00時点

 

 

 

 

 

 


ダウ平均日足チャート

 

 

 

 

 

 


S&P500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 


ナスダック日足チャート

 

 

 

 

 


日経225日足チャート

 

 

 

 

 

 

 


日経500日足チャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎各国長期金利

 

 


米2年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


米10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


日10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ドイツ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


イタリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


スペイン10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ポルトガル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ギリシャ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 


イギリス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


フランス10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


トルコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


南ア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


ブラジル10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


メキシコ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


カナダ10年債利回りチャート

 

 

 

 

 


オーストラリア10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 


ニュージーランド10年債利回りチャート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎商品先物・インデックス先物

 

 


ドルインデックスチャート

 

 

 

 

 


VIX指数チャート

 

 

 

 

 


WTI原油価格チャート

 

 

 

 

 


金価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


銀価格チャート

 

 

 

 

 

 


銅価格チャート

 

 

 

 

 

 


鉄鉱石価格チャート

 

 

 

 

 

 

 


CRB指数チャート

 

 

 

 

 

 

 

◎IMM通貨先物ポジション

 

 

FOREX WATCHER 参照

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎昨日の要人発言

 

 

鈴木財務相
(為替相場の過度な変動について)あらゆる選択肢を排除せず適切に対応
(為替市場)政府として高い緊張感をもって注視

日本銀行声明
必要なら躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる
「金融・為替市場の動向や日本経済・物価への影響、十分注視する必要」
予想物価上昇率、再び上昇の動きがみられる
「経済・物価を巡る不確実性は極めて高い」
「景気は緩やかに回復している」
「リスク要因、海外の経済物価や資源価格、企業の賃金価格設定行動など」

植田日銀総裁
「我が国の景気は緩やかに回復している」
消費者物価指数(CPI)の前年比は、足元で3%程度になっている
「金融・為替市場の動向や経済・物価への影響を十分注視」
必要があれば躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる
2%の物価目標の安定的持続に必要な時点まで現行緩和を維持
「市場の動きなどについて具体的なコメントは控える」
「政策修正の時期は決め打ちできない」
「施策への基本的な考え方については従来から変化はない」
「読売新聞のインタビューによる市場の反応、具体的なコメントは控えたい」
読売のインタビューでは、現時点では経済・物価の不確実性きわめて高い、政策修正の時期は到底決め打ちできないと指摘した
「毎回の決定会合で経済・物価データを丁寧に分析、政策運営の基本的な考え方に変化はない」
「10月展望リポートに向け、円安や原油高・政府の対策延長も考慮に入れ丹念に精査していきたい」
「大幅な物価上振れが現時点で生じているとは思っていない」
「7月のYCC柔軟化、金利や為替の将来のボラティリティーを前もって抑制するための措置」
YCC柔軟化の効果がどのくらい表れているのか、見極めは時期尚早
「物価安定目標の持続的・安定的実現、見通せる状況にはなっていない」
「単一の指標で基調的な物価上昇率が判断できるわけではない」
「7月展望リポート対比、インフレ率がどんどん上振れしていることではない」
「7月展望リポート対比、物価の下がり方が少しゆっくりめという雰囲気はある」
「政策と物価のリスクバランス、変わればきちんと説明する」
「実質賃金のマイナス、非常に心配している」
今後インフレ率は、はっきり低下する
物価目標の実現が見通せれば、YCC撤廃、マイナス金利解除を検討
マイナス金利解除の距離感、すごく動いたわけではない
「年内の可能性がまったくないと総裁が言うと決定に縛りをかける
「金利と為替、短期的な動向にはコメント控える」
「為替は、ファンダメンタルズに沿って安定的に推移することが望ましい」
「為替動向は、政府と緊密な連携を取りながら注視していきたい」
「2%目標の実現には、強い総需要に支えられて賃金・物価の好循環の確認が必要」
「オーバーシュート型コミットメントの解除に関しては、物価目標の達成が見通せるかをまずは考えたい」
「オーバーシュート型コミットメント、ロジカルには解除の条件満たしているがアナウンスメント効果にも配慮している」
「物価目標の達成、サービス価格も相応の上昇続けないとそういう状況にならない」

 

デギンドスECB副総裁
「インフレへのリスクは落ち着きつつある」

22日22:29 デコス・スペイン中銀総裁
「基調インフレは現在緩和しつつある」
「現在の金利水準は、十分に長期間維持されれば、目標の達成とほぼ一致している」
「利下げについて議論するのは時期尚早」

22日23:11 コリンズ米ボストン連銀総裁
「インフレ率は依然として高すぎる」
「現在の政策立案ではデータから正しいシグナルを得るためにかなりの忍耐が必要」
「インフレの主要要素は持続的な改善を示していない」
「インフレリスクに対する警戒を支持」
「インフレが抑制されていると確信するには時期尚早」
「経済活動は引き続きトレンドを上回っている」

22日23:41 ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事
「インフレ率が依然として高水準にあるため、さらなる利上げは適切となる可能性が高い」
「インフレ率を適時に2%に戻すには、政策をしばらく抑制的な水準に維持する必要」
「経済は依然として堅実なペースで成長しており、堅調な個人消費と雇用増加が見られる」

23日02:37 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「目標に近づいている」
「さらなる引き締めが必要かどうかを判断するために情報を収集し、金利を据え置いた」
「我々はもっと緩やかなペースで進む必要」
「ここ数カ月は良いデータが揃っており、インフレは低下している
「労働市場は徐々に調整しつつある」
「忍耐は賢明な戦略」
「労働市場はまだ均衡が取れていないが、景気は減速しており、経済にとっては良い兆候」
「銀行システムは安全」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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