2019年2月13日
4年間負けなし!!長期リピート系トレード(基礎編)
記事を書いた人:川ちゃん
目次
4年間負けなし!!長期リピート系トレード(基礎編)
長期リピート系トレードの基礎編を5つのステップで書きました。
ここでは、リピート系トレードの仕組みや基本から、スタートの仕方、具体的な戦略までまとめました。ただし、基本をおろそかにすると勝ち残ることはできません。
このリピート系トレードの特徴は、素人が最も少ない知識と経験で利益を上げることのできるやり方です。しかしながら、最低限必要な知識はつけておかなければいけません。
長期リピート系トレードをスタートするために必要な手順を5つのステップにまとめました。
それぞれのステップを、妥協せず、しっかりと吸収していきましょう。
リピート系トレードとはどいうトレード?
リピート系トレードとはマネースクエアジャパンが提供するトラリピなど、国内では、6社が提供している自動売買ツールです。
長期の展望にたち、長いスパンで、できるだけ手間をかけずに、着実にコツコツと利益を積み上げていくための自動売買システムです。
リスクをかけたトレーディングというよりは、確実に利益を積み上げる資産運用と考えたほうが良いですかね。
私がリピート系トレードをスタートし始めた2014年に調べたのですが、当時、マネースクエアジャパンでリピート系トレードをしてる人の60%程度が(なっなっなんと!!)勝っているというのを聞いたことがあります。
FXの世界は非常に厳しい世界で、全体の20%しか利益を出していない。もっと言うと数年にわたって、それなりの利益を出し続けてる人は全体の5%以下ともいわれてますよね。
そんな中、60%もの人たちが利益を出しているというのは僕にとっては驚愕の事実でした。
「なぜそんなことが起こるんだ?」と思い調べてみると、リピート系トレード特有のメリットがあったんです。
STEP1 リピート系トレードの6つのメリットと4つのデメリット
1)メリット
1、初めに戦略を組み、自動売買にしてるので、感情に左右されにくいトレードができる。
2、戦略、資金管理さえ間違わなければ、かなりの高確率で勝てる。
(実行レバレッジは4倍以内が絶対)
3、最も少ない知識で資産運用ができる。 (資金管理、大きなファンダメンタルの流れ)
4、手数料率、コスト率が非常に少なく済む。
5、複利が効率よく使える。
6、一度戦略を組めば自動化されているので、ほぼ、手間がかからない。
しかしながら、もちろんデメリットもあります。
2)デメリット
1、同じ金額を稼ぐのに、デイトレなどに比べ時間がかかる。
2、大きな流れをつかみ、長期運用で損切りも大きいためスタート資金がそれなりにかかる。(推奨は200万円、最低100万円と考えています。)
3、ある程度の含み損を抱えることを想定しておかなければならない。含み損を抱える、ストレスがある。
4、戦略、資金管理を間違えると、資金の大半を失う可能性がある。
僕が考えるに、「どんな手法も完璧なものはないんだ!!」
完璧なものはない中で、メリットもデメリットも理解した上で「自分にもできる」ことを選択していかなければならないんです。
そこで「この僕でもできるやり方か?」ということを検証するために、自分の特徴を考えてみました。
3)トレーダーに向いてない人の特徴
■自己管理ができず、どんな手法も3日坊主になって、継続できない。
■FXをスタートした当時、サラリーマンをやりながらのトレードなので時間がない。
■負けだすと感情的になって、やってはいけないトレードをやって、資金を失う。
■明日の億万長者を目指し、ハイレバレッジトレード
■取引ルールなど決めずに、時間とお金がある限りトレードをしてしまう。
上の特徴に僕は当てはまってました。要するに、ルールの守れない!!トレードに不向きの人間だったんです。こんな僕でもリピート系トレードであれば、なんとなく、できそうだったんです。
あなたは上の特徴に当てはまってませんか?
STEP2 リピート系トレードで決めなければいけない3つの設定
では、リピート系トレードを始めるにあたって以下の3つの設定を理解しなければなりませんね。
1)レンジ幅の設定
リピート系トレードとは、ある一定のレンジに指値、逆指値を仕掛けます。このレンジ幅の事をトラップ幅と言います。
上のチャートはドル円80円から125円のレンジで当分動くと思ったら、この45円幅をトラップ幅と決めます。この、45円の間に指値、逆指値を入れていくわけなんですが、ここを決めるのが、これまた、とっても難しいんです。
人によって、通貨も違えばトラップ幅も違います。しっかりと戦略を組んで通貨とトラップ幅は決めなくてはいけませんね。
2)リピートステップの設定
利益確定幅を決めてその幅でリピートします。具体的に説明しますね。
上の図をみましょう。ドル円100円から110円の間をトラップ幅として設定し、1000通貨を1円ごとに買い指値を入れる場合は、合計10個の買い指値が入ってるということになりますね。簡単な計算でしょ!!
では、リピート設定というのはどういうことかというと、
例えば、1万通貨で50銭ごとに20個の買い指値が入ってる場合、105円まで価格が落ちました。その後105円から105円50銭まで上昇してきました。50銭ごとに利益確定(リミット)注文を入れてたら、1回の利益確定が500円となります。
利益確定すると、105円に入れた買いポジションはもちろんなくなります。そこでリピート注文機能があるわけです。リピート注文の機能は、利益確定するごとに、繰り返し指値を自動的に入れてくれるんです。
この場合であれば、105円で買ったポジションが105円50銭になって利益確定した瞬間に、自動的に105円に買い指値を入れてくれる機能なんです。
ということは。。。自分が設定したトラップ幅で価格が動き続けると、自動的に利益確定を繰り返し永遠やってくれて、利益を積み上げてくれる、便利な自動売買なんです。
ここまでをまとめると、トラップ幅を決めて、lotを決めて、リピートステップが決まればあとは損切りを決めるだけです。
3)損切りの設定
最後に損切り設定なんですが、戦略によって全く変わってきます。損切というのは、ここまでくれば、あきらめるという基準を持っているということです。
僕は、かなり大きく損切りを設定するような戦略をとってます。極端な話、ドル円であれば、「1ドル60円まで落ちればこの勝負はあきらめよう」とか。僕の場合は絶対に負けたくないので、絶対に負けないであろうという設定にしてます。
まー、損切りをどの価格に設定するか?ということも戦略によって変わってきますので一概にどれがよいかということは言えないですけどね。特に狭いトラップ幅で戦略を組んでる人は必ず損切りを入れ、リスクを限定しましょう。
4)3つの設定まとめ
****円から*****までのトラップ幅で
****円(銭)ごとのリピートステップで
****円まで価格になれば、諦めて損切する。
この****の部分を決める必要があるということです。
ここまで読んでもらった方は、「それは分かるんだけど****の部分をどうやって決めればいいの?」と思ってると思います。
そうなんです。リピート系トレードと呼ばれるものが勝てるわけではなく、この機能を使って、どんな戦略を組むかがとっても大事になってきます。
どんな戦略を組むかは「実践編」でお話していきます!!
STEP3 リピートFX系業者の選び方
リピート系トレードは、マネースクエアジャパンが一番初めに自動売買をシステム化し、特許を取ってお客様にサービスを提供したんです。リピート系のファンは根強く、意外にも多いのでいろんなFX業者が、その後参入してきました。
各FX業者によって、基本は同じですが少々使用が違うので、自分にあったFX業者を選びましょう。リピート系トレードができるFX業者は国内に数社あります。以下がリピート系FX業者です。
マネースクエア トラリピ
インバスト証券 トライオート
アイネット証券 ループイフダン
外為オンライン iサイクル注文
YJFX リピートトレール注文
ですが圧倒的にパフォーマンスが良いのがMT4業者です。
ではリピート系FX業者はどこを選べばいいの??という質問が多かったのすが、僕の意見は断然、MT4のEA(自動売買ソフト)です。
1)リピート系トレードはMT4FX業者が断然お得
【国内おススメMT4業者】
私はリピート系業者は使わずに、MT4業者でリピート系EA(自動売買ソフト)を使って実践しています。
2)MT4業者を選んだ3つの理由?
1. 通貨ペアが多く他のリピート系業者にない通貨ペアを選択することができる
2. スワップ金利が良く、スプレッドの小さい業者を選択することができる
3. 海外のハイレバレッジ業者でもでき、それを選ぶことで資金効率が非常によい
要するに、僕が、MT4でリピート系EAを使用する理由としては、通貨ペアを自由に選べ、高いスワップ金利でリピート系トレードをより安い手数料(スプレッド)でできるという点です。
様々な面から考えてもMT4業者でEA(自動売買ソフト)を使ったほうが絶対的に良いです。
口座開設特典としてリピート系EA(自動売買ソフト)をもらいましょう!!
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STEP4 証拠金計算(リピート系トレードで絶対必須の知識)
では、ここからは、リピート系トレードをするために、絶対に知っておかなければならない、資金管理のお話をします。戦略も大事ですが、この資金管理を間違ってしまうと大事な資金が消失するという悲しい結果になってしまいます。
リピート系トレードを実践するにあたって、絶対に必要な知識なので、しっかり理解した上で、実践するようにしてくださいね。慣れるまでは、難しく感じるかもしれませんが、算数の知識があれば理解できることなので手を抜かずに学んでください。
リピート系トレードを行う時、資金管理をするうえで、前もって自分自身で計算してリスクを管理しておかなければいけないんです。ただ、絶対に抑えておかなければならないのは以下の部分だけでもOKです。
***LOTのポジションを持って
***円まで下落(買いの場合)したら
マイナス***円の含み損になるか?
例えば、上の図で
80円まで下落した場合はいくらの含み損を持つのか?
60円まで下落した場合はいくらの含み損をもつのか?
この計算ができると戦略によって準備する必要資金が分かります。ただ、初心者が小難しい証拠金計算をするのは難しいですよね!!
1)便利な証拠金計算ツール リピート系シュミレーター
安心してください、当ブログにリピート系シュミレーターを用意しました。ここに通貨を選んで数値を入れると大体の含み損は計算できます。ぜひ使ってください。
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では実際のリピート系シュミレーターを使ってみましょう!
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赤の部分に数値を入れて青の部分をクリックすると、ポジション数、総ロット、証拠金合計、含み損合計、必要資金が表示されます。
上の場合であれば、
ドル円90円から110円の30円のレンジに
50PIPおきに0.01ロット(1000通貨)×41ポジションを持った場合
80円まで下落した時
含み損:82万 証拠金:18万2094円 必要な資金:100万2094円
となります。簡易計算なので大まかですが、これで簡単に証拠金計算できますので、ぜひ使ってください!
2)実行レバレッジと最高レバレッジの違い
僕はリピート系トレードをするにあたって、資金管理について明確なルールを持っています。
それは、実行レバレッジ4倍以内という絶対的なルールがあります。では、実行レバレッジとは何なんでしょう。実行レバレッジを知るためには、最高レバレッジを理解しなければいけません。
■最高レバレッジ=FX業者が提示しているレバレッジ(国内業者はマックス25倍)
■実行レバレッジ=証拠金に対して、持ったポジションの倍率
分かりにくいですね。では、例を出して説明します。
例えば、100万円の証拠金をFX口座に入金したとします。1ドル100円の時、レバレッジ25倍のFX業者で取引できる最高の金額は100万円(1万通貨)×25倍=2500万円(25万通貨)になります。(実際には余剰資金ががないので25倍のポジションは持てないのですが、わかりやすく説明するための例です。)
100万円の証拠金で、25万通貨のポジションを持った場合、実行レバレッジ25倍となります。では、100万円の証拠金で4万通貨の取引をした場合は、簡単ですね!!実行レバレッジ4倍となります。
この「最高レバレッジ」と「実行レバレッジ」を道路交通法で例えるなら、最高速度180キロ出る車でも、実際に180キロ出すことはないですよね。法定速度60キロであれば60キロ以内で走行しますよね。これは安全を維持するために国がルール化してくれたということですよね。そうなんです。実行レバレッジとは、法定速度みたいなもので、安全に取引をするために、自分でルール化してコントロールしなければいけないレバレッジの事を言うんです。
■最高レバレッジ=最高速度
■実行レバレッジ=法定速度(安全を保つためにルール化)
僕は、リピート系トレードを安全に保つための実行レバレッジは最大4倍に設定しています。次のSTEP5のリピート系トレードで絶対にやってはいけない2つのタブーでは、なぜ実行レバレッジ4倍以内に設定してるかということを説明していきます。
STEP5 リピート系トレードでやってはいけない2つのタブー
1) 実行レバレッジ4倍を超えるポジションを持たない
僕がなぜ実行レバレッジ4倍以内にこだわるかというと、破産確率というデータに基づいています。これは、ドル円の過去20年分のデータを基にしたものです。
もちろん、ドル円よりも、変動幅が大きな通貨ペア(ポンド円など)は、破産確率が上がりますし、変動幅が小さな通貨ペア(ニュージーランド円など)は破産確率が、さらに下がります。
【実行レバレッジと破産率のデータ】
5倍-約8.6%で1年以内に破産
10倍-約40%で1年以内に破産、約2%で1ヶ月以内に破産
20倍-約63%で1年以内に破産、約9%で1ヶ月以内に破産
100倍-約85%で1年以内に破産、約65%で1ヶ月以内に破産
レバレッジ4倍までは一度も破産しない(例外あり)
このデータをもとに考えると、実行レバレッジ4倍以内のトレードを絶対にすべきであるということになります。5倍以上は、早かれ遅かれ、やり続ければ必ずどこかで資金の大半を失ってしまうでしょう。
長期投資をするにあたって、目先の上げ下げで、欲をだして、実行レバレッジを上げるのは確実に強制ロスカットに向かってると思ってもよいでしょう。
1つ目のタブーは実行レバレッジ4倍を絶対に超えないこと
2)最初に決めた戦略、資金管理のルールを途中で変えない
長期トレードは、数年単位で、そもそも、戦略を組んでいます。長期の資産運用の過程では、良い時、悪い時がもちろんあります。
■良い時=自分の設定したトラップ幅で上下を繰り返し、利確三昧の日々
■悪い時=自分の思惑とは逆方向に価格が動き、長期間含み損を抱える日々
多くの方が良い時に調子に乗って、自分の設定したトラップ幅を広げたり、他の通貨に手を出しりして、実行レバレッジ4を超え、オーバーロットになってしまうのです。
そして、長くトレードをすれば、良い時ばかりではなく必ず悪い時も来ます。実際に、悪い時が来たときには、すでに対応できない状況になっていて強制ロスカットを待つだけ。そんな時に多くの人は、「神頼み」、「祈り」、に入りますが無残にも、強制ロスカット。「こんなはずじゃなかった!!」と嘆く。多くの人が、このパターンにはまってしまいます。
こんなこと言ってる僕も以前はその一人でしたけど笑
(スタート時に、正しいトレード戦略、正しい資金管理が出来ている前提でお話しします。)
初めに組んだ、戦略は冷静に判断し考えた結果なので、最も正しいことがほとんどです。ですから、初めに組んだ戦略を変えないことが、長期間勝ち続けられる、コツなんです。もし、初めに組んだ戦略が間違ってたら、すぐに方向修正しないといけないですけどね。
2つめのタブーは正しい戦略を途中で絶対に変えないこと
「究極の勝ち続ける秘訣は、絶対に負けないこと」
長くなりましたがリピート系トレードの基礎編理解できたでしょうか?
次の章は実践編となります!!
リピート系トレード実践編
1.リピート系通貨選びの3つのポイント
2.具体的な通貨と仕掛けるレンジ幅
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