日米政策金利発表とバイデン大統領の施政方針演説に注目! 「4月26日週の注目点とイベントスケジュール」

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2021年4月25日

日米政策金利発表とバイデン大統領の施政方針演説に注目! 「4月26日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週はカナダ中銀がサプライズのテーパリングに舵を切ったことで、カナダドルが大きく上昇する場面がありました。

このカナダ中銀の政策判断が、その他の主要中銀の政策判断に影響するのではないかとの期待感は高まっています。

今後の主要中銀政策判断に注目が集まりそうです。

 

また、先週はリスクオフとリスクオンがコロコロと入れ替わる、方向感に困る1週間でした。

今週も同じようになるのか、それとも方向感が生まれてくるのか注目したいところです。

 

今週は月末週ということと、日本では週末からゴールデンウイークに入るので、ポジション調整は気をつけたい。

連休に入ると○○ショックのようなことが起こりやすいので気をつけたい。

特に、最近は連休前なのにショックに警戒のような話を聞かないので、このような油断しているときにこそ気をつけていきたいと思います。

 

◎今週の注目点

 

1)政策金利

 

FOMC

注目度:高い

織込み度:織り込み済み(政策金利・緩和政策・声明文の変更なし)

バイアス:金利安によるドル安がやや強い

金融政策、声明文ともにハト派で据え置きが予想されていますが、先日のカナダ中銀がテーパリングに舵を切ったことでFRBもテーパリングに向けて議論が進むのではないかと期待が高まっています。

また、FOMC政策発表の前に、バイデン大統領の施政方針演説が予定されていて、経済対策案+増税案が発表される予定です。

追加の経済対策案や増税案の影響をどのように見通すのか、テーパリング(緩和政策の縮小)について議論されて声明文や記者会見で触れられるのかに注目です。

サプライズがあれば、ドル安からドル高に転換するのではないかと思われます。

 

 

日銀

注目度:普通

織込み度:織り込み済み(現状維持)

バイアス:ドル安・円高圧力が強い

前回の政策発表は、政策の点検と政策変更が期待されて注目度が上がっていましたが期待外れで終了。

今回の金融政策決定会合は、今までの日銀に戻り注目度は低くく、無風通過が予想されています。

余程のことがなければほとんど反応なし、バイアスの円高方向が強くなるのではないかと予想しています。

 

 

 

2)米金利

 

施政方針演説

今週、バイデン大統領による施政方針演説が予定されていて、大規模経済対策案(財政出動)と、それに伴う大規模増税案が発表される予定です。

財政出動に対する経済回復期待や赤字国債発行予想から米金利が上昇してきましたが、米金利の上昇は一巡している状況です。

今回の施政方針演説を受けて、さらなる経済回復が期待され金利が上昇するのか、増税が懸念され金利が低下するのか、施政方針演説の内容に注目です。

 

 

国債入札

今週は2年・5年・7年米国債入札が予定されています。

入札結果によって金利が動くので、入札のタイミングには要注意です。

 

 

指標

今週は米国で1~3月期のGDP速報値や、PCEデフレーターなどが予定されていて、指標発表で金利が動く可能性があります。

また、GDPは速報値なので、予想と結果が大きく乖離する可能性があるので要注目です。

 

 

 

3)カナダ経済指標

 

カナダ中銀は先日の政策発表でQE額の減額を発表、経済状況に合わせてQE額の調整を発表していることから、経済指標の結果によってさらなるQE額の減額期待が高まるのではないかと注目されています。

そのカナダで今週は、GDPと小売売上高が発表予定となっており、結果が良ければQE額の減額期待が高まり、カナダドルが買われるのではないかと注目しています。

また、カナダ中銀が引き締めに動いた要因の一つとして、住宅バブルが挙げられていることから、カナダの住宅関連指標にも注意しておきたいと思います。

 

カナダ中銀がテーパリングに向けて舵を切り、第1歩を踏み出したことで、経済指標によるボラティリティが上がるのではないかと期待が高まっています。

経済指標に対する値動きが高まるかどうかも併せて、注意していきたいと思います。

 

 

 

4)その他経済指標

 

米カナダ以外では、今週は豪四半期CPI(消費者物価指数)が注目です。

主要中銀では豪州かNZが最初にテーパリングに動くのではないかとの期待が高かっただけに、豪CPI(消費者物価指数)は注目です。

豪州もカナダ同様に住宅バブルが懸念されていて、物価上昇に大きく影響していると言われていることから、CPI(消費者物価指数)も大きく上昇しているのではないかと予想されています。

 

また、指標単体ではあまり動かないかもしれませんが、欧州のHICP(消費者物価指数)にも注目しています。

欧州は北欧州と南欧州で経済格差が以前から懸念されていて、コロナからの景気回復スピードにも格差が出ていると言われています。

先週のECBではハト派が優勢となり現状維持が発表されましたが、北欧州の景気過熱が進みすぎるとECB理事会内でのタカ派が強くなり、ECBもテーパリングに舵を切る可能性が高くなります。

なので、ドイツなどのHICP(消費者物価指数)がどこまで高くなっているのか要注目です。

 

 

 

5)リスク要因

 

中国・ロシア・ウクライナ・イスラエル・イランなど、地政学リスクが高まっています。

中国は豪州やインド、日本に対して貿易面で圧力をかけるなど報復活動に動くのではないかと思われます。

また、軍事的挑発も増えてくるのではないかと思われ、リスク要因が高まるのではないかと懸念されています。

 

また、ロシアとウクライナ、イスラエルとイランの衝突も過熱してきていることから、いつ武力衝突に進んでもおかしくない状況です。

武力衝突となれば、イッキにリスクオフが進む可能性があるので要注意です。

 

あと、トルコの外貨準備高が減ってきており、トルコリラは下落を続けています。

どこかで堰を切ったように下落し、トルコリラショックが再来するかもしれません。

トルコリラの水準には注意しておきたいと思います。

 

その他には、英EUの離脱問題で、昨年末に結んだ通商協定はEUで暫定承認の状況で、この暫定承認は4月末で有効期限が切れてしまいます。

この批准作業が4月末までに採決が終了するのか注目です。

英国が国境問題で一方的にルール変更を行ったことで反対する国もあったので、批准作業が終わらない可能性も残っており、通商協定が無効になるというリスク要因が出てくるかもしれないので要注意です。

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

4月26日(月曜日)

 

17:00 EUR ドイツIFO景況指数

21:30 USD 耐久財受注

 

 

4月27日(火曜日)

 

02:00 USD 米2年債・5年債入札

12時前後 JPY 日銀政策決定会合・日銀展望レポート

15:30 JPY 黒田日銀総裁記者会見

16:30 SEK スウェーデン政策金利発表

22:00 USD 米住宅価格指数

23:00 USD 米消費者信頼感指数

 

 

4月28日(水曜日)

 

バイデン大統領施政方針演説

 

02:00 USD 米7年債入札

10:30 AUD 豪四半期CPI(消費者物価指数)(1~3月期)

15:00 EUR ドイツGfk消費者信頼感指数

21:30 CAD カナダ小売売上高

21:45 EUR シュナーベルECB専務理事発言

23:30 USD 原油在庫量

 

 

4月29日(木曜日)

 

03:00 USD FOMC・政策金利・声明文発表

03:30 USD パウエルFRB議長記者会見

07:45 NZD NZ貿易収支

16:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)

16:30 SEK スウェーデンGDP(1~3月期)

16:55 EUR ドイツ失業率

21:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)(速報値)

21:30 USD 米GDP(1~3月期)(速報値)・新規失業保険申請件数

23:00 USD 米中古住宅販売保留

 

 

4月20日(金曜日)

 

10:00 CNY 中国製造業・非製造業PMI

14:30 EUR フランスGDP(速報値)

15:00 EUR ドイツGDP(速報値)

15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(速報値)

18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(速報値)・失業率

21:30 USD 米PCEデフレーター

21:30 CAD カナダGDP

23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数

 

 

5月1日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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