米CPI(消費者物価指数)と各国要人発言に注目! 「1月9日週の注目点とイベントスケジュール」

TOP > 注目点とイベントスケジュール > 米CPI(消費者物価指数)と各国要人発言に注目! 「1月9日週の注目点とイベントスケジュール」

2023年1月9日

米CPI(消費者物価指数)と各国要人発言に注目! 「1月9日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は年末からの円高が一時ストップ、日銀関係者が「日銀はイールドカーブコントロール(YCC)の再修正は急がない。12月決定の影響と効果を見極める」と発言としたことで、円安が加速しました。

 

週末の雇用統計では雇用者数と失業率は予想よりも良い結果となりましたが、平均時給は予想を大きく下回りました。

平均時給の低下は人件費の低下に繋がり、インフレ低下に繋がり、FRBは利上げ幅を縮小させるとの観測からドル売りが進みました。

その後発表されたISM非製造業景況指数は予想の55から大きく下回り、好不況の分岐点である50も下回って49.5というサプライズな結果となりドル売りが加速しています。

 

この流れは週明けて月曜も続いています。

 

今週は注目の米指標以外は要人発言が多数予定されているので、マーケットは発言内容に振り回されるのではないかと思っています。

◎今週の注目点

 

1)経済指標

 

米CPI(消費者物価指数)

FRBは物価高を抑制するために利上げを継続するとタカ派姿勢を示しています。

予想以上の物価だった場合はさらに利上げ継続の可能性が高まりドル買いが進むのではないかと思います。

逆に予想以下だった場合は利上げ幅の縮小期待が高まりドル売りが進むのではないかと思っています。

FRBの利上げ終了にマーケットは注目しており、先週の雇用統計で平均時給が低下したことからインフレ低下の期待が高まっています。

今回のCPI(消費者物価指数)が予想よりも低下していた場合は売りがイッキに加速するのではないかと注目しています。

 

 

 

ミシガン大学消費者信頼感指数

ミシガン大学消費者信頼感指数は景気の先行指標として、物価予測として注目しています。

消費者信頼感指数が予想以上に低下していると想定よりも早く景気悪化が懸念され、ドル売りが進むのではないかと思っています。

また同時に発表される期待インフレ率にも注目しています。

期待インフレ率が高いままだとFRBは利上げを継続するのではないかとドル買いが進み、逆に期待インフレ率が低下しているとFRBの利上げ幅低下観測に繋がりドル売りが進むのではないかと思っています。

 

 

 

 

2)要人発言

 

FRB

直近の米国指標は予想を下回ることが多く、インフレ低下・景気悪化を示すことが多くなってきています。

ただ、FOMCメンバーはタカ派な発言が続いており、ドルをギリギリ支えている状況です。

FOMCメンバーの発言がハト派になり始めるとイッキにドル売りが加速する可能性が高いのでハト発言に注目です。

 

 

 

ECB

12月のECB理事会でラガルドECB総裁は景気後退よりも物価抑制を優先させると、タカ派姿勢を示しています。

欧州の物価高は米国以上で、利上げ開始も米国よりも遅かったことから、もう一時利上げを継続するのではないかと思っています。

ECBメンバーがそろってタカ派なのか、それとも物価より景気悪化を重要視するメンバーがいるのか、発言内容に注目です。

 

 

 

英中銀

英政府は緊縮財政で景気にブレーキをかけている状況です。

そのため12月の金融政策決定会合ではハト派姿勢を示しています。

9名のMPCメンバーの中には据え置きを支持したメンバーもいました。

2月の会合で利上げをするのか、据え置きなのか、どのくらいハト派がいるのか、英中銀MPCメンバーの政策スタンスに注目です。

 

 

 

日銀

12月の日銀金融政策決定会合でサプライズのYCC(イールドカーブ・コントロール)の金利誘導幅変更でイッキに円高が進みました。

出口戦略の第1歩ではないかとマーケットは注目していますが、黒田日銀総裁は記者会見で出口戦略は否定しています。

先週の関係者の発言として、「日銀はイールドカーブコントロール(YCC)の再修正は急がない。12月決定の影響と効果を見極める」と12月の変更を当面維持すると発言しています。

このまま状況を維持するのか、それとも出口戦略に向かうのか、日銀関係者の発言に注目です。

また、次期日銀総裁の行方と、候補者の政策スタンスにも注目です。

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

1月9日(月曜日)

 

21:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)

 

 

1月10日(火曜日)

 

00:30 GBP ピルBOE主席エコノミスト発言

02:00 GBP マンBOE外部理事発言

02:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

08:45 GBP ピルBOE主席エコノミスト発言

18:30 USD パウエルFRB議長発言

18:30 EUR シュナーベルECB専務理事発言

18:30 GBP ベイリーBOE総裁発言

19:10 CAD マックレムBOC総裁発言

19:10 JPY 黒田日銀総裁発言

23:00 USD パウエルFRB議長発言

 

 

1月11日(水曜日)

 

03:00 USD 米3年債入札

09:30 AUD 豪小売売上高・CPI(消費者物価指数)

 

 

1月12日(木曜日)

 

00:30 USD 原油在庫量

03:00 USD 米10年債入札

10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)

21:30 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言

22:30 USD 米CPI(消費者物価指数)・失業保険申請件数

 

 

1月13日(金曜日)

 

01:30 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言

02:00 GBP マンBOE外部理事発言

03:00 USD 米30年債入札

16:00 GBP 英GDP

16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(改定値)

21:30 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言

 

 

1月14日(土曜日)

 

00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND