豪ドルが大きく動く可能性の高い1週間! 「5月16日週の注目点とイベントスケジュール」

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2022年5月15日

豪ドルが大きく動く可能性の高い1週間! 「5月16日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は世界的な株安からリスクオフが進みました。

 

また、欧州ではロシアのウクライナ侵攻を受けてフィンランドやスウェーデンがNATO加盟に向けて申請していることが注目されています。

トルコはフィンランドやスウェーデンのNATO加盟に反対していますが交渉の余地ありとしています。

ロシアは当然反対の立場をとっており、ポーランドやブルガリアに続きフィンランドに対してもガス供給の停止をほのめかしています。

 

今週も株安、ロシア、中国などリスク要因を中心に動くのではないかと注目しています。

◎今週の注目点

 

1)豪ドル

 

今週は豪ドルにとって重要な指標がいくつか発表され、来月の理事会での政策に大きく影響するのではないかと注目しています。

 

RBA理事会議事要旨

先日の理事会でサプライズ利上げを発表し、今後の理事会でも利上げの可能性も示唆しました。

今週発表の議事要旨で、今後の利上げ回数やペース、引き締めの条件などに注目、内容次第では豪ドルが底堅くなるのではないかと注目しています。

 

 

1∼3月期賃金指数

RBAは利上げ(引締め)の条件に雇用状況に注目しています。

特に賃金の状況を重要視しているようで、四半期ごとに発表している賃金指数が注目されています。

予想以上の賃金指数が出てきた場合は、雇用状況が堅調と受け止められ利上げ期待に繋がるのではないかと思います。

 

 

雇用統計・失業率・労働参加率

雇用統計はRBAが重要視している雇用状況を確認するために賃金指数と併せて注目されています。

コロナ明けて労働市場に人が戻ってきたうえで失業率が改善していることが重要なので、失業率と同時に労働参加率も重要です。

賃金指数同様に予想以上の結果が出てくると利上げ期待に繋がり、豪ドルが買われるのではないかと注目しています。

 

 

議会選挙

2019年の総選挙では奇跡的な大逆転勝利をおさめた現政権(自由党と国民党の連合政権)ですが、これまでの世論調査では逆転が不可能とされるほど差が開いているようで、2013年以来となる政権交代が起きる可能性が出てきています。

政権交代となり、労働党を中心とした新与党がどのようなインフレ対策を行うかにも注目、インフレを放置したことを労働党は現与党の責任と選挙戦を戦っている為に、選挙期間中を含めてインフレ対策を早急に発表する可能性もあるので注目です。

 

 

 

2)リスク要因

 

株安リスク

世界的な物価高と、物価高を抑える為に主要中銀による引き締め政策から株価が大きく下落しています。

株価下落によるリスクオフが進む可能性あるので注目。

特に今週は物価に関する指標があるので物価高が進んでいると引き締め加速の可能性やスタグフレーションの懸念が出てくるので、株価下落の可能性が高くなります。

指標発表後や要人発言後の株価の動きに注目です。

 

 

ウクライナ情勢

ロシアへの制裁による物価上昇がリスクオフ要因となっています。

対してロシアもポーランドやブルガリアへのガス供給を停止、さらにNATOへの加盟を申請しているスウェーデンやフィンランドへのガス供給停止をほのめかしています。

ロシアのウクライナ侵攻が次のステップに進む可能性にも注意しておきたい。

化学兵器や生物兵器、核兵器などを使用した場合は欧米の反応も変わり、リスクオフが進む可能性もあるので注意しておきたいと思います。

 

 

中国リスク

世界2位の経済大国である中国がロックダウンを継続・拡大させることで世界的なリスクオフに繋がっています。

ロックダウンを継続すると中国の景気が後退し輸出入に影響することと、サプライチェーンの混乱に繋がり世界的な製造業に影響することが問題のようです。

ゼロコロナ政策をいつまで続けるのか、中国での感染拡大が続いているのかに注目です。

ロックダウンを拡大させるようなヘッドラインが出てくるとリスクオフが進む可能性があるので注意しておきたいと思います。

 

 

英ジョンソン政権リスク

英国ではジョンソン政権崩壊リスクが注目されています。

ジョンソン首相の辞任や総選挙などのヘッドラインが出てくるとポンド売りが進む可能性があるので注意しておきたいと思います。

また、今週は雇用統計や物価指標が発表され、物価が上昇していた場合はジョンソン政権の責任を問われ、さらに支持率が低下する可能性があるので注目しておきたいと思います。

 

 

 

3)要人発言

 

FRB要人

FRBは先日のFOMCで0.5%利上げを発表し、6月からQT(資産縮小)スタートも発表しました。

パウエルFRB議長は記者会見で0.75%利上げの可能性を否定し今後2会合で0.5%利上げを示唆、市場では0.75%の利上げを予想する部分もあり一時はドル売りが進みました。

今後2会合で0.5%利上げなのか、0.75%利上げの可能性はないのか、QT(資産縮小)の加速はないのか、発言内容に注目です。

再度0.75%の利上げを織り込むようであればドル買いが進む可能性が高いのではないかと注目しています。

 

 

ECB要人

ECBも7月に利上げに踏み切るのではないかと注目が集まっています。

ECB要人発言からどのくらいタカ派が増えているのか、利上げ時期や利上げペースをどのように考えているのか発言内容に注目です。

利上げ期待が高まればユーロが底堅くなるのではないかと注目しています。

 

 

BOE要人

英国では物価上昇と景気後退が注目されています。

物価上昇を抑える為の利上げを優先させるのか、利上げをすることで景気を冷やす可能性があることから景気を優先させて物価上昇を放置するのか、英中銀がどちらに進むのか発言内容に注目しています。

今週は雇用統計やCPI(消費者物価指数)の発表もあり、結果を受けて英中銀要人からどのような発言が出てくるのかにも注目です。

 

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

5月16日(月曜日)

 

17:20 EUR パネッタECB専務理事発言

17:40 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言

21:55 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

23:15 GBP ベイリーBOE総裁、ラムズデンBOE副総裁、ハスケルBOE外部理事発言

 

 

5月17日(火曜日)

 

10:30 AUD RBA理事会議事要旨

15:00 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金

18:00 EUR ユーロ圏GDP(改定値)

19:05 GBP カンリフBOE副総裁発言

21:00 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言(22年投票権)

21:30 USD 米小売売上高

22:15 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言(23年投票権)

 

 

5月18日(水曜日)

 

G7財務相・中央銀行総裁会議

 

00:05 GBP カンリフBOE副総裁

02:00 EUR ラガルドECB総裁発言

03:00 USD パウエルFRB議長発言

03:30 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言(22年投票権)

07:45 USD エバンズ・シカゴ連銀総裁発言(23年投票権)

08:50 JPY 日本1∼3月期GDP(速報値)

10:30 AUD 豪1∼3月期賃金指数

15:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)

18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)

21:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)

21:30 USD 米建築許可件数

23:30 USD 原油在庫量

 

 

5月19日(木曜日)

 

G7財務相・中央銀行総裁会議

 

08:50 JPY 日本貿易収支

10:30 AUD 豪雇用統計・失業率・労働参加率

20:30 EUR ECB理事会議事要旨

21:30 EUR デギントスECB副総裁発言

21:30 USD 米失業保険申請件数・フィラデルフィア連銀製造業景況指数

23:00 USD 米中古住宅販売戸数

 

 

5月20日(金曜日)

 

G7財務相・中央銀行総裁会議

 

07:45 NZD NZ貿易収支

08:30 JPY 日本CPI(消費者物価指数)

15:00 GBP 英小売売上高

16:30 GBP ピルBOE主席エコノミスト発言

23:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)

 

 

5月21日(土曜日)

 

オーストラリア議会総選挙

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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