豪・加、政策金利発表に注目! 「12月5日週の注目点とイベントスケジュール」

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2022年12月5日

豪・加、政策金利発表に注目! 「12月5日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週はISM製造業景況指数やADP雇用統計が予想を下回ったことでドル売りが加速し、ドル円は大きく下落、節目を割り込むたびにストップを巻き込みながら下落しました。

週末のNFP雇用統計は雇用者数や平均時給が予想を上回り、強い雇用市場や高い人件費が確認され、物価高の底堅さが確認されました。

今までであれば米金利の上昇とともにドル買いが大きく進む場面でしたが、マーケットはドル買い要因よりはドル売り要因の方に敏感に反応しているようです。

 

今週はFOMC前のブラックアウト期間に突入しているため米要人発言はありません。

週末からは欧州もブラックアウト期間に突入するため、その前に来週のECB理事会のヒントは確認しておきたいと思います。

 

また、今週は豪州やカナダで金融政策が発表されるので注目しておきたいと思います。

◎今週の注目点

 

1)金融政策

 

RBA理事会

注目度:高い

織り込み度:0.25%利上げを8割織り込み済み

バイアス:特になし

ポイント:利上げの最終地点

 

RBAは米国や隣国ニュージーランドに比べるとややハト派な政策をとっており、利上げも終了するのではないかと注目されています。

今回の利上げは0.25%利上げを実施すると思われますが、声明文で利上げの終了などが出てくると豪ドルの上値が重くなるのではないかと思います。

また、0.25%の利上げを実施しなかった場合も大きく豪ドルが売られるのではないかと思います。

逆に声明文がタカ派な内容、来年以降も利上げを継続するような内容であれば豪ドルは底堅く推移するのではないかと注目しています。

 

 

 

カナダ中銀

注目度:高い

織り込み度:0.25%利上げを7割織り込み済み

バイアス:カナダドルの上値重い

ポイント:インフレ見通しと利上げペース

 

カナダは通常の利上げ幅で利上げを実施すると予想されています。

ただ、物価高は目標値を上回っており、利上げは継続すると見られています。

今後のインフレ見通しで、物価高が続くようであれば利上げは継続すると思われるので、声明文の内容に注目です。

 

 

 

2)経済指標

 

ISM非製造業景況指数

米国GDPの大半は消費なので、サービス業に関する指標は注目されます。

ISM製造業景況指数は市場予想を下回る結果でしたが、今回のISM非製造業景況指数も市場予想を下回る結果となると、本格的に米国の景気後退が加速しているとみられるのではないかと思います。

市場予想を下回る結果が出てくるようであれば、ドル売りが加速するのではないかと注目しています。

 

 

 

豪四半期GDP

中国と経済的つながりの深い豪州は、中国のゼロコロナ政策によるロックダウンの影響が出ているのではないかと注目されています。

GDPの結果次第では来年以降の金融政策にも影響すると思います。

弱ければ利上げ終了観測に繋がり豪ドル売り、強ければ利上げ継続観測に繋がり豪ドル買いが進むのではないかと注目しています。

 

 

 

米PPI(生産者物価指数)

物価高が注目されている中で、企業の仕入れ価格に関するPPI(生産者物価指数)が予想よりも高い数字が出てくるのか注目が集まっています。

PPI(生産者物価指数)が予想以上の結果となった場合、企業は仕入れ価格が上昇し商品価格に転嫁していると予想され、CPI(消費者物価指数)の上振れ観測に繋がります。

CPI(消費者物価指数)の上振れはFRBの利上げ観測に影響するため、PPI(生産者物価指数)の結果と米金利の動きに注目したいとお思います。

 

 

 

ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

ミシガン大学消費者信頼感指数では景況感と期待インフレ率に注目です。

ISM製造業景況指数は好不況の分岐点を下回り、景気後退が懸念されています。

ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を下回る結果となれば、景気後退懸念が加速していると受け止められます。

また、物価高を抑制させるためにFRBは動いており、期待インフレ率が低下していればFRBの利上げペース後退に繋がるのではないかと思われます。

期待インフレ率にも注目です。

 

 

 

3)リスク要因

 

米債務上限問題

年末に近づき、米国ではつなぎ予算や債務上限問題が意識される時期になってきました。

中間選挙で下院は共和党、上院は民主党、大統領は民主党とねじれている状況で、予算問題はギリギリまで駆け引きが続くのではないかと思われます。

債務上限問題が表面化したときに、米ドルや米金利がどのような反応をするのか注目しておきたいと思います。

 

 

 

円高

先週、ドル円が下落しストップを巻き込みながら下落しました。

今週も節目を下抜けした場合はストップを巻き込みながら下落するリスクはあるので注意しておきたいと思います。

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

12月5日(月曜日)

 

ユーロ圏財務相会合

 

10:45 CNY 財新サービス業PMI

10:45 EUR ラガルドECB総裁発言

16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)

17:00 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言

17:50 EUR フランス総合・サービス業PMI(改定値)

17:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI(改定値)

18:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI(改定値)

18:00 EUR マクルーフ・アイルランド中銀総裁発言

18:30 GBP 英総合・サービス業PMI(改定値)

23:45 USD 米総合・サービス業PMI(改定値)

 

 

12月6日(火曜日)

 

米ジョージア州で上院議員選挙決選投票

 

00:00 USD ISM非製造業景況指数

12:30 AUD RBA理事会

22:30 USD 米貿易収支

22:30 CAD カナダ貿易収支

 

 

12月7日(水曜日)

 

09:30 AUD 豪四半期GDP

16:00 GBP Halifax住宅価格指数

16:10 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言

19:00 EUR ユーロ圏GDP(改定値)

23:30 EUR パネッタECB専務理事発言

 

 

12月8日(木曜日)

 

00:00 CAD カナダ金融政策発表

00:30 USD 原油在庫量

08:50 JPY 日本四半期GDP(改定値)

09:30 AUD 豪貿易収支

21:00 EUR ラガルドECB総裁発言

22:30 USD 失業保険申請件数

 

 

12月9日(金曜日)

 

03:00 EUR ラガルドECB総裁発言

10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)

22:30 USD 米PPI(生産者物価指数)

 

 

12月10日(土曜日)

 

00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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