2020年2月18日
アップルが売り上げ目標を下方修正で本日も株価下落か!? 「2月18日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は日本のGDP(国内総生産)が予想を大きく下回り、前期比で-1.6%、前年比で-6.3%、2014年以来のマイナス幅となっています。
この数字は10~12月期の数字で、COVID-19(新型コロナウイルス)の影響を受けていないときの数字です。
消費増税による消費の低下と、企業による設備投資も減っていることでマイナスになっています。
この状況にCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響が加わってくると、リーマンショックの時くらいの影響が出るのではないかと予想するところも出てきています。
また、本日早朝アップルが売り上げ見通しを修正するという発表をしました。
昨日のGDP発表に加えてアップルの発表、本日も株価の下落が予想されます。
目次
◎本日の注目点
1)COVID-19(新型コロナウイルス)
本日早朝にアップルが予想の売り上げを上げることが困難と発表。
COVID-19(新型コロナウイルス)の影響で売り上げが低下していることと、部品供給に支障をきたし完成品が出来ないことなどを理由をあげ、先日の決算で発表していた売り上げ予想には届かないことを発表しました。
ドル円は10pipsほど低下しましたが、東京市場で株価にどこまで影響するか、休場明けの米国市場にどのように反応するのか、株価が本格下落したとこの為替への影響は、などが気になります。
米国は株価上昇の勢いが強く、金利の低下後も株価上昇がドル高を支えていました。
株価が下落したときにドル高がどこまで支えられるか注目です。
2)RBA理事会議事要旨
先日、政策金利を据え置き、声明文や記者会見では利下げの可能性は否定しなかったものの、低金利のリスクなどに触れ積極的利下げはないのではないかと読み取れるものでした。
積極的利下げがないということで、豪ドルは一旦買い戻されています。
本日、その時の理事会議事要旨が発表されます。
詳しい内容等がわかると、豪ドルが大きく動く可能性があります。
議事要旨の内容、特に低金利のリスクと今後の利下げ、政策判断のポイントなどに注目しておきたいと思います。
3)英雇用統計
本日は英国で雇用統計が発表されます。
後日発表されるCPI(消費者物価指数)とはセットで注目です。
雇用とCPI(消費者物価指数)、GDPは金融政策変更判断の材料として最も注目度の高い経済指標です。
特に英国の場合、雇用の中でも平均賃金とCPI(消費者物価指数)の関係が注目されています。
ポンド安やEU離脱の影響で物価高になっている状況で、所得(賃金)が物価高に追いついているかが注目されています。
本日からの英国経済指標に注目です。
◎本日のイベントスケジュール
2月18日(火曜日)
EU財務相会合
09:30 AUD 2月RBA理事会議事要旨
17:30 SEK スウェーデン失業率
18:30 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金
19:00 EUR ドイツ・ユーロ圏ZEW景況感指数
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