ウクライナ侵攻で欧米の制裁はどこまで進む? 「2月22日の注目点とイベントスケジュール」

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2022年2月22日

ウクライナ侵攻で欧米の制裁はどこまで進む? 「2月22日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

本日早朝にプーチン大統領がウクライナ東部の親ロシア派地域を独立国として承認したことでリスクオフが進んでいます。

ロシアの言い分としてはウクライナ東部の親ロシア派地域は独立国であり、ウクライナではない。

親ロシア派地域の平和維持活動はウクライナ侵攻ではない。

 

当然、欧米諸国はウクライナ侵攻と受け止めて制裁を課すのではないかと思われ、リスクオフが進み円高・フラン高が進み、地理的に近いユーロが売られています。

資源輸出国であるロシアに制裁が課されれば原油や天然ガスの供給制限に繋がることから原油価格や天然ガスの価格が高騰しています。

 

本日もウクライナ情勢がマーケットの中心となるのではないかと注目しています。

目次

◎本日の注目点

 

1)ウクライナ情勢

 

本日早朝にプーチン大統領はウクライナ東部の親ロシア派地域を独立国家として承認。
ウクライナ東部の親ロシア派地域で平和維持活動を指示したと一部報道が出ています。

欧米諸国からすると平和維持活動という名のウクライナ侵攻が始まったと捉えられます。

 

本日は以下に注目したいと思います。

欧米諸国がロシアに対してどのような制裁を課すのか?
ロシア軍がどこまで進むのか?

武力衝突が始まるのか?

 

特に欧米の制裁に関しては、欧州と米国や英国で温度差があり、実効性のある制裁を課すことができるのか、制裁を課した場合の原油高が金融政策に影響が出てくるのかにも注意しておきたいと思います。

 

 

 

2)経済指標

 

製造業・サービス業・総合PMI

本日は米国のPMIが発表され、物価上昇から消費意欲の低下など景気後退の懸念が出てきています。
PMIの数字が弱い結果となるとドル売りが進む可能性があります。
逆に強い数字が出てくると、利上げ観測が進みドル買いが進むのではないかと注目しています。

 

 

2年債入札

米国の利上げ幅や利上げ回数に注目が集まり、金利上昇に注目が集まっています。

本日の入札状況で金利が大きく上昇することもあり、ドル買いが進む可能性があるので要注意です。

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

2月22日(火曜日)

 

10:00 AUD ケントRBA総裁補佐発言

18:00 EUR ドイツIFO景況感指数

19:45 GBP ラムズデンBOE副総裁発言

23:45 USD 米製造業・サービス業・総合PMI(速報値)

 

 

2月23日(水曜日)

 

東京市場休場(天皇誕生日)
ロシア休場(祖国防衛の日)

 

00:00 USD 米消費者信頼感指数

03:00 USD 米2年債入札

09:30 AUD 豪四半期賃金物価指数

10:00 NZD RBNZ理事会・政策金利・声明文発表

11:00 NZD オアRBNZ総裁記者会見

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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