クリスマス休暇で薄商いの1週間! 「12月21日週の注目点とイベントスケジュール」

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2020年12月20日

クリスマス休暇で薄商いの1週間! 「12月21日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は注目のFOMCで量的緩和のフォワードガイダンスが強化され、追加緩和の可能性を残したことでドル安トレンドは継続されました。

日銀は相変わらずの現状維持、英中銀も変更なしを発表しています。

主要中銀の政策発表は終了し、年内の大きなイベントは終了しました。

 

そろそろ、年内取引を終了していきたいと思います。

目次

◎今週の注目点

 

1)離脱協議

 

英国とEUの離脱協議は結論が出ないまま協議が継続されていて、今週も離脱協議に関するヘッドラインや発言で動く展開が予想されます。

ジョンソン首相とフォンデライエン欧州の協議で合意出来たとしても、英議会とEU加盟国の批准作業が必要になります。

クリスマス休暇を返上する可能性も噂されていますが、12月31日までに批准作業が終わるか微妙な状況となっています。

 

・いつ合意できるのか?

・部分的な合意はあるのか?

・批准作業にどのくらい時間がかかるのか?

・決裂した場合の各国影響は?

 

この辺りが協議のポイントになってくると思われます。

 

 

 

2)米予算

 

米国では共和党と民主党で予算案を巡り対立しています。

政府機関の閉鎖はギリギリのところで回避されていますが、いつ予算期限を迎えて政府機関の閉鎖に繋がるか分からない状況です。

 

・追加景気対策案に合意できるか?

・暫定予算に可決できるか?

・いつまでつなぎ予算で政府機関の閉鎖を回避できるか?

 

この辺りのヘッドラインや発言と株価の動きに注目です。

 

 

 

3)クリスマス休暇

 

先週までで主要中銀の政策発表など、主だったイベントは終了しています。

今週は週末がクリスマスということで多くの市場は休場。

そのまま年末へと突入していきます。

 

月曜~水曜の間も目立ったイベントはない事から薄商いとなることが予想されます。

ただ、上記の離脱協議や米予算に関するヘッドラインや発言が出てきた場合、薄商いだと普段以上に大きな動きになる可能性があるので注意しておきたい。

クリスマスの前にポジション調整しておきたいと思います。

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

12月21日(月曜日)

 

 

12月22日(火曜日)

 

00:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)

09:30 AUD 豪小売売上高

16:00 GBP 英GDP(7~9月期)(改定値)

16:00 EUR ドイツGfk消費者信頼感指数

22:30 USD 米GDP(7~9月期)(確定値)

 

 

12月23日(水曜日)

 

00:00 USD 米中古住宅販売戸数・消費者信頼感指数

08:50 JPY 日銀金融政策決定会合議事録(10月29日分)

22:30 CAD カナダGDP

22:30 USD 耐久財受注・PCEデフレーター

 

 

12月24日(木曜日)

 

ドイツ、スイス、ノルウェー、スウェーデン、ブラジルなどがクリスマス・イブで休場

ニュージーランド(NZ)、豪州、シンガポール、英国、フランス、カナダなどはクリスマスの前日で短縮取引

米債券・株式・商品市場は短縮取引、為替市場は通常取引

 

00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数・新築住宅販売戸数

00:30 USD 原油在庫量

20:00 TRY トルコ政策金利発表

22:30 CAD カナダ住宅建設許可件数

 

12月25日(金曜日)

 

NZ、豪州、香港、シンガポール、韓国、インド、スイス、ドイツ、フランス、スウェーデン、ノルウェー、ポーランド、英国、南アフリカ、カナダ、米国、ブラジル、メキシコ(以上、クリスマス)、休場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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