2021年12月23日
クリスマス休暇前で債券市場は短縮取引! 「12月23日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はリスクオンが進みクロス円は上昇しています。
リスクオンの流れは本日も続くのではないかと考えられます。
ただ、本日はクリスマス休暇前ということで、米債券市場は短縮取引、閑散相場が予想されています。
急変などのリスクに注意して、リスク管理していきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)経済指標
PCEデフレーター
米国は先日のFOMCでテーパリングの加速を発表しており、利上げの前倒し期待が高まっています。
PCEデフレーターはFRBが物価指標として注目している指標なので、PCEデフレーターが高い数字であった場合は利上げ期待に繋がり、ドル買いが進む可能性があるので注目しておきたいと思います。
GDP
本日はカナダでGDPが発表されます。
カナダは月次GDPなので、どのような数字が出てくるか注目しています。
カナダは来年の早い時期に利上げが期待されています。
今回のGDPが良い数字であれば利上げ期待に繋がり、カナダドル買いに繋がるのではないかと注目しています。
2)リスク要因
昨日はリスクオンが進んでいます。
週初めのリスクオフ要因だったバイデン大統領の大型歳出法案にマンチン上院議員が反対したことは、一旦リスク要因としては後退しています。
ただ、解決したわけではなく、現在も交渉中です。
明日からはクリスマス休暇に入るので、その前に決着がつくのかに注目。
決着がつけばリスクオンが進みドル買いが進む可能性があるので注目したいと思います。
また、クリスマス休暇前で取引量は激減、閑散相場となっている為、方向感は出ずらい状況です。
この状況で、リスク要因に火がつくと一方通行で動いていく可能性があるので要注意です。
リスク要因については週間分析にも書いてあるので参照ください。
クリスマス前で閑散相場か!? 「12月20日週の注目点とイベントスケジュール」
◎本日のイベントスケジュール
12月23日(木曜日)
米債券市場短縮取引
22:30 USD PCEデフレーター・米耐久財受注・失業保険申請件数
22:30 CAD カナダGDP
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