2020年4月1日
コロナ影響の経済指標続々発表! 「4月1日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
少しづつ株価の変動幅が落ち着きを戻しつつあります。
去年までであれば、-400ドルの下落なんて出てくるとニュースになるレベルでしたが、現在ではあまり変動したように感じなくなってしまっています。
感染者数の拡大が淡々と発表され、コロナウイルスが拡大していくことは織り込まれてきているように感じます。
ただ、ここからは実体経済にどこまで影響が出てくるのか、経済の悪化が数字として表れてくるので、景気後退が材料視されてきそうです。
目次
◎本日の注目点
1)経済指標
本日はコロナの影響を受けた経済指標が次々と発表されます。
また、指標の種類も注目度が高く、これからの景気・経済を見ていくうえで重要視されそうな指標ばかりです。
財新製造業PMI
昨日の中国製造業PMIは52.0(予想 44.8・前回 35.7)と、信じられないような結果が出てきました。
中国製造業PMIは中国国家統計局が発表しているので、数字を操作している疑いがあるのではないかと思ってしまい、若干信頼度にかけてしまいます。
中国の指標では国家統計局が発表するものよりも、民間の財新(Caixin)が発表する製造業PMIの方が信頼性があるのではないかと注目されています。
昨日の国家統計局発表のもののように、予想を大きく上回ってくるのか注目です。
欧州製遺贈業PMI
今後の景気見通しを表すPMI(購買部担当者景気指数)の改定値が発表されます。
速報値でかなり悪い数字が発表されているので、本日発表の改定値でさらに下方修正されないか注目です。
ADP雇用統計
米国では雇用が低下すると、収入がなくなり消費が低下します。
米国は消費が支えている国なので、雇用が低下して消費が低下すると景気後退の悪循環に入ってしまいます。
そのためFRBも雇用を重要視しています。
本日発表のADP雇用統計がどこまで悪化しているのか注目です。
ISM製造業景況指数
景況感を表す、ISM製造業景況指数が発表されます。
コロナの影響を大きく受けている米国の製造業の景況感、この先の景気見通しがどうなっているのか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
4月1日(水曜日)
08:50 JPY 日銀短観
09:30 AUD RBA理事会議事要旨・豪建築許可件数
10:45 CNY 財新製造業PMI(予想:
15:30 SEK スウェーデン製造業PMI
16:45 EUR イタリア製造業PMI
16:50 EUR フランス製造業PMI
16:55 EUR ドイツ製造業PMI
17:00 EUR ユーロ圏製造業PMI
17:30 GBP 英製造業PMI
21:15 USD ADP雇用統計
22:45 USD 米製造業PMI
23:00 USD ISM製造業景況指数(予想:44.8)
23:30 USD 原油在庫量
4月2日(木曜日)
03:00 USD ローゼングレン・ボストン連銀総裁発言
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