2020年7月19日
コロナ復興基金からPMIとユーロが注目の1週間! 「7月20日週の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
今週末は東京市場が4連休。
ドル円は週初めに金融政策決定会合議事要旨が発表されるくらいで、イベントや指標も少ないことから様子見姿勢が強くなるのではないかと思われます。
米国の追加経済対策が発表されるか、米中関係の悪化など、地政学リスクが出てこないか要注意。
また、来月は欧米は夏休みに入るので、今週から来週にかけてポジション調整が入り、少しずつ取引量が減ってくるのではないか、夏枯れ相場が近付いてくるのではないか、イベントの少ない今週は特にボラティリティが低くなるのではないかと思っています。
目次
◎今週の注目点
1)コロナ復興基金
先週末、金曜・土曜と2日間予定されていたECB理事会は1日延長、日曜日までコロナ復興基金の成立に向けて話し合いを続けています。
土曜(日本時間:日曜早朝)の理事会では、未だに反対国を説得できていない模様。
妥協案が出てきているようだが、どこまで説得できるのかがポイント。
今週は、
復興基金の成立が見えている状況でユーロが買われるのか?
復興基金の成立が難航している状況でユーロが売られるのか?
それとも、復興基金の結果とは関係なくユーロが動いていくのか?
ECB理事会の結果を受けてユーロがどのような反応をするのか注目しています。
2)製造業・サービス業・総合PMI
今週、金曜日にフランス・ドイツ・ユーロ圏・英国・米国と製造業・サービス業・総合PMIの速報値が発表されます。
米国はISMのほうが注目度が高いですが、欧州や英国ではPMI注目です。
欧州は週の頭にコロナ復興基金の影響を織り込んでいると思われ、ユーロが動きやすい状況でPMIの発表を向けるのではないか、しかも速報値なので良く動くのではないかと期待しています。
◎今週の注目点
7月20日(月曜日)
08:50 JPY 日銀金融政策決定会合議事要旨(6月16日分)
08:50 JPY 日本貿易収支
7月21日(火曜日)
00:10 GBP ホールデンBOE外部理事、テンレイロBOE外部理事発言
08:30 JPY 日本CPI(消費者物価指数)
10:30 AUD RBA理事会議事要旨
11:30 AUD ロウRBA総裁発言
21:30 CAD カナダ小売売上高
7月22日(水曜日)
10:30 AUD 豪小売売上高
21:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)
23:00 USD 米中古住宅販売戸数
23:30 USD 原油在庫量
7月23日(木曜日)
東京市場休場(海の日)
10:30 AUD 豪NAB景況感指数
15:00 EUR ドイツGfk消費者信頼感指数
15:00 NOK ノルウェー失業率
15:45 EUR フランス企業信頼感指数
16:30 SEK スウェーデン失業率
20:00 TRY トルコ政策金利発表
21:30 USD 米新規失業保険申請件数
23:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)
7月24日(金曜日)
東京市場休場(スポーツの日)
07:45 NZD NZ貿易収支
08:01 GBP 英Gfk消費者信頼感指数
15:00 GBP 英小売売上高
16:15 EUR フランス製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
16:30 EUR ドイツ製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
17:00 EUR ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
17:30 GBP 英製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
20:00 MXN メキシコ小売売上高
22:45 USD 米製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
23:00 USD 米新築住宅販売戸数
7月25日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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