ジャクソンホール・シンポジウムを控えて方向感を模索!? 「8月24日の注目点とイベントスケジュール」

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2022年8月24日

ジャクソンホール・シンポジウムを控えて方向感を模索!? 「8月24日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は強弱入り混じるフランス・ドイツ・ユーロ圏の製造業・サービス業・総合PMIを受けてユーロは一時買い戻されています。

 

米国の製造業・サービス業・総合PMIはネガティブサプライズとなり、ドル売りが進みドル円は2円の大幅下落となりました。

最近のドル高を受けての調整の面も大きく、米金利が底堅く推移していることからドル売りは続かず限定的、指標を受けて2円下落したドル円は半値戻ししています。

 

本日はジャクソンホール・シンポジウムを控えて方向感を模索する展開が予想されます。

目次

◎本日の注目点

 

1)米金利

 

昨日、米製造業・サービス業・総合PMIの結果がネガティブサプライズとなったことでドル売りが進み、ドル円は約2円の下落となりました。

ただ、ジャクソンホール・シンポジウムでのパウエルFRB議長のタカ派発言期待から米金利は底堅く推移し、ドル売りも限定的でドル円は半値戻しています。

本日は耐久財受注や5年債の入札などが予定されているので、米金利が底堅く推移するのか注目です。

 

 

 

2)NZ四半期小売売上高

 

ニュージーランドも急ピッチで利上げを進める中で、景気をどこまで冷やしているのか注目が集まっています。

四半期ごとにしか発表されない小売売上高が予想を下回るような結果になるとNZドル売りが進むのではないかと注目しています。

 

 

 

3)ユーロ安

 

欧州はガス価格の問題と、天候の問題の2つのリスクを抱えています。

先週、露ガスプロムは欧州に天然ガスを送る主要パイプライン「ノルドストリーム1」について、8月31日から9月2日までの3日間、点検のためガス供給を停止すると発表したことでガス価格が高騰しています。

このことで物価高や景気後退の懸念からユーロの上値を重くしています。

ガス供給の停止が3日間で済むのか、しれとも停止期間の延長のような内容が出てくるのか注目です。

また、欧州では熱波・ライン川の水位低下などから景気後退が懸念されています。

さらに熱波が続くようなことがあれば、ライン川の水位低下が進むようであれば、さらに景気後退の懸念に繋がりユーロの上値を抑え下値を更新していくのではないか注目しています。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

8月24日(水曜日)

 

21:30 USD 米耐久財受注

23:00 USD 米中古住宅販売保留

23:30 USD 原油在庫量

 

 

8月25日(木曜日)

 

ジャクソンホール・シンポジウム

 

02:00 USD 米5年債入札

07:45 NZD NZ四半期小売売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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