2021年1月5日
ジョージア州の米議会選挙に注目! 「1月5日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は英国がEUから離脱後、初の株式取引が行われました。
大きな問題は起きなかったものの、ロンドンの取引量は大きく低下した模様、Brexitの影響が出てきたのではないかと思われます。
これからも、次々とBrexitの影響が見えてくるのではないかと注目しています。
また、日本では緊急事態宣言を検討すると発表、英国では最も重いロックダウンを開始すると発表され、コロナ感染拡大が懸念事項として上がってきました。
米国や欧州、その他新興国などロックダウンなど規制が出てこないか注目されているようです。
目次
◎本日の注目点
1)米議会選挙
5日(火曜日)に米上院議会選挙の決選投票が予定され、上院議会残り2議席(ジョージア州)を民主党・共和党どちらが獲得するか注目が集まっています。
投開票は日本時間6日午前になりそうで、東京市場に影響が出そうです。
現在、昨年11月3日の選挙で民主党48議席、共和党50議席、残り決選投票2議席が決まっています。
残りの決選投票2議席が民主党になると、民主党50議席、共和党50議席となります。
この場合、民主党の副大統領が1票を投じることとなり、上院議会を民主党が獲得することになります。
そうなると下院議会・上院議会・大統領全て民主党が獲得するトリプルブルーとなり、政権運営がしやすくなります。
逆に決選投票で1議席でも共和党が獲得することが出来れば、上院議会を共和党が獲得することとなり、民主党の政策を止めることが出来て、民主党は法案などの成立が難しくなり、政権運営が難しくなります。
これから2年間の米政権の行方がかかった選挙だけに要注目です。
2)コロナ感染拡大
日本では東京都をはじめ神奈川・埼玉・千葉など1都3県で緊急事態宣言が検討され、発表が濃厚となっている。
英国では5日からイングランド全体で最も重いロックダウンが開始されます。
コロナ感染拡大が懸念され、都市封鎖が広がり、株価の下落に繋がっています。
リスクオフ相場に傾き、VIX指数も上昇しています。
本日もコロナ感染者数が拡大しないか、ロックダウンや緊急事態宣言などが発表・拡大されないか注目です。
3)ISM製造業景況指数
経済の先行指数であるPMIは注目度が高くなっています。
米国ではマークイットよりもISMのほうが重要視されているようで、本日ISM製造業景況指数が発表されます。
予想は「56.6」と前回値よりも少し悪化しています。
予想をさらに下回る結果が出てくるようであれば、リスクオフに傾く可能性が出てくるので要注目です。
◎本日のイベントスケジュール
1月5日(火曜日)
米上院議会選挙(ジョージア州2議席)決選投票
08:00 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言
17:55 EUR ドイツ失業率
1月6日(水曜日)
00:00 USD ISM製造業景況指数
05:45 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁・エバンス・シカゴ連銀総裁発言
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