2020年2月27日
ダウ平均3日続落! 4日目は? 「2月27日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
COVID-19(新型コロナウイルス)の感染拡大は続いている状況で、世界的に株価は下落を続けています。
ダウ平均は一時プラス圏に浮上していましたが、最終的にマイナス圏に下落、3日連続で下落し約2000ドルの下落となっています。
公的資金が入ってきている日経もどこまで買い支えられるのか注目です。
本日も株価とコロナがマーケットを動かして行きそうです。
目次
◎本日の注目点
1)リスクオフ
本日も昨日に続きCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響と、株価の影響に注目が集まります。
COVID-19(新型コロナウイルス)の感染拡大したことで、多くの国が渡航制限や注意喚起など出しています。
米国はイランに渡航制限を引き上げました。
イランは経済制裁を受けているうえに、渡航制限をかけることに反発しているようです。
COVID-19(新型コロナウイルス)が政治利用され、新たな火種になりそうな気がしています。
イタリアでの感染がギリシャに飛び火、欧州全体に広がる可能性が出てきました。
このような状況で、株価の下落がどこで落ち着くのか、リスクオフをどの段階で織り込んでいくのか、悪材料と株価と為替の動きに注視しておきたいと思います。
2)ドイツ
昨日ドイツ財務相から財政出動について発言がありました。
ラガルドECB総裁はじめ、ECB関係者、EU高官からはドイツに財政出動を促してきた立場から、ドイツ財務相の発言には直ぐに反応しました。
ドイツが財政出動をするのではないかという期待がユーロの追い風となったようですが、ドイツ議会では財政出動が通らないとわかるとユーロは失速しています。
ユーロ圏では金融政策での景気浮上が難しくなってきている状況、金融政策が手詰まりになってきている状況で、財政出動に期待が集まっています。
財政的に厳しい国が多い中、ドイツは財政出動する余力が残っている状況なので、ドイツに期待が集まります。
ドイツが財政出動するのか、しないのかが今後のユーロに大きく関わってくると思われます。
ドイツ議会の動向に注目が集まります。
また、本日は欧州の要人発言発言も多数予定されています。
財政出動やドイツに関して、金融政策についてなど出てこないか注目しています。
3)米GDP
ドル高が頭打ちし、下落し始めています。
本日発表のGDPがキッカケで、ドル高継続となるか、ドル安に向かうのか注目しています。
◎本日のイベントスケジュール
2月27日(木曜日)
08:30 USD トランプ大統領演説(コロナウイルスについて)
09:00 NZD NBNZ企業信頼感
10:30 JPY 片岡日銀審議員発言
14:00 JPY 雨宮日銀副総裁発言
18:30 EUR パネッタECB専務理事発言
18:45 EUR ラガルドECB総裁発言
19:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数
19:05 EUR シュナーベルECB専務理事発言
19:30 GBP カンリフBOE副総裁発言
21:15 EUR レーンECB専務理事発言
22:30 CAD カナダ経常収支
22:30 USD 米GDP・耐久財受注
2月28日(金曜日)
00:00 USD 米中古住宅販売保留
00:00 MXN メキシコ金融政策決定会合議事録
01:00 EUR デギントスECB副総裁発言
01:30 USD エバンス・シカゴ連銀総裁発言(2021年投票権)
03:00 USD 米7年債入札
05:30 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言(2020年・2022年投票権)
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