2025年4月24日
トランプリスクと日米財務相会談に注目! 「4月24日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は早朝にトランプ米大統領が
欧州時間では4月の仏・独製造業購買担当者
ただ、サービス業が予想を下回ったことで反応は限定的でした。
NY市場に入ると関係者の話として
また、ベッセント米財務長官が「米国は引き続き強いドル政策を維持」と
本日も昨日に続きトランプリスクがマーケットの中心となるのではないかと思います。
中でも加藤財務相が訪米することで日米財務相会談が予定されており、関税や為替についてどのような協議結果が出てくるのかに注目してます。
目次
◎本日の注目点
1)リスク要因
本日もトランプ(関税)がマーケットの中心となるのではないかと思います。
日米関係では関税に加えて非関税障壁(消費税や規制など)や、為替(円安誘導)が交渉されるのではないかと思います。
本日加藤
円安是正や貿易に関する交渉結果が出てきた場合は株価や為替に影響が出てくるのではないかと思います。
また、米欧関係でも協議が進んでいますが、欧州は抑止力として米国への一部輸出品に規制を導入する提案を策定中と報復の準備も進めています。
最も注目されている米中関係ですが、米国が対中を145%、中国が対米を125%に
米中貿易戦争を懸念して株価が下落したことからなのか、昨日は「米政府は貿易戦争の緩和に向けて対中関税の引き下げを検討して
ただ、再度強硬姿勢に戻ることもあるので注意しておきたいと思います。
さらに、相互関税のほか、FRBへの利下げ圧力やパウエルFRB議長の解任圧力などが注視されドル安が進んでいましたが、こちらも否定発言が出てきたことでリスクオフが後退しています。
ただ、トランプ大統領とベッセント米財務長官で意見・発言の隔たりがあるので、また方針転換の可能性もあるので発言には注意しておきたいと思います。
2)経済指標
米耐久財受注、失業保険申請件数
米国経済を確認するうえで耐久財受注の結果と、失業保険申請件数の結果に注目。
特に失業保険申請件数は毎週発表されるため、雇用指標の先行指標として注目されています。
失業保険申請件数の継続申請が増えていた場合は、来月の雇用統計の失業率悪化につながるのではないかと思います。
◎本日のイベントスケジュール
4月24日(木曜日)
日米財務相会談
G20財務相・中央銀行総裁会議
21:00 EUR ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言
21:30 USD 米耐久財受注、失業保険申請件数
22:00 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言
22:00 GBP ロンバルデリBOE副総裁発言
23:00 USD 米中古住宅販売戸数
23:05 EUR シムカス・リトアニア中銀総裁発言
4月25日(金曜日)
00:35 EUR レーン・フィンランド中銀総裁発言
02:00 USD 米7年債入札
06:00 USD カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言