2020年10月5日
トランプ大統領は退院できるのか!? 「10月5日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
先週、トランプ大統領がコロナに感染し、重体だという報道が出てきたり、症状はなくすぐに退院できるといった報道が出てきたり、情報が錯綜している中で、週明けの為替市場は窓開けなくスタートしています。
今週も英国離脱協議、米国追加経済対策案、大統領選挙の3点が注目され、米ドル・ユーロ・ポンドが主役となりそうです。
今日もトランプ大統領の体調関連や景気対策案、英国の離脱協議に関するヘッドラインなどがマーケットを動かしていくと思われます。
目次
◎本日の注目点
1)トランプ大統領
コロナで入院治療しているトランプ大統領ですが、一部報道では本日には退院するのではないかと報じられています。
トランプ大統領のコロナ感染で支持率は低下していて、ここから巻き返せるかはコロナから回復出来るのかにかかっていると思われます。
トランプ大統領の症状や回復状況に注目が集まり、ヘッドラインに振り回される展開が予想されます。
トランプ関連のヘッドラインとツイート、株価に要注目です。
また、トランプ大統領が支持率回復のために、追加の経済対策案合意に向けてトランプ政権(共和党)が譲歩する可能性があります。
トランプ政権(共和党)が譲歩し、追加の経済対策案が合意されれば米株は上昇しリスクオンに傾く可能性が高いと思われます。
2)経済指標
本日は欧米英のPMI改定値とISM非製造業景況指数が発表されます。
欧州のPMIは速報値でサービス業が悪化していました。
本日の改定値でさらに下方修正されるようだとユーロにとってはネガティブかもしれません。
米国はPMIの改定値よりも、ISM非製造業景況指数の方に注目が集まります。
コロナ後にV字回復して、先月は一旦頭打ちとなっていることから、今月の結果が先月を下回り再下落の兆候となるのか、先月の結果を上回り景気見通しが改善されるのかに注目です。
3)英離脱協議
先週末にジョンソン首相とフォンデライエン欧州委員長の会談で、多少の進展はあったものの合意は出来ていない状況です。
10月15日から予定されているEUサミットまで、協議を続けると発表されていることから、協議の進展についてのヘッドラインでポンドが動く展開が続くと思われます。
本日もヘッドラインに要注意です。
◎本日のイベントスケジュール
11月5日(月曜日)
ユーロ圏財務相会合
中国市場休場(国慶節)
15:40 JPY 黒田日銀総裁発言
16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)
16:45 EUR イタリア総合・サービス業PMI(改定値)
16:50 EUR フランス総合・サービス業PMI(改定値)
16:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI(改定値)
17:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI(改定値)
17:30 GBP 英総合・サービス業PMI(改定値)
17:30 GBP ホールデンBOE主席エコノミスト発言
21:00 EUR バイトマン・ドイツ連銀総裁発言
22:45 USD 米総合・サービス業PMI(改定値)
23:00 USD ISM非製造業景況指数
23:00 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言
23:45 USD エバンス・シカゴ連銀総裁発言
11月6日(火曜日)
04:15 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
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