2019年11月19日
トランプ相場! トランプ関連・米中関連のヘッドラインに注意! ~11月19日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は東京市場から欧州市場にかけてリスクオンに傾いていたかと思うと、米中関連の情報でマーケットは一転リスクオフに傾きました。
ドル円は109.10円まで上昇したかと思うと、108.50円付近まで下落しました。
英国選挙の世論調査の結果が保守党優勢だと伝わると、ポンドにとってポジティブ141.50円まで上昇しました。
保守党優勢はBrexitにポジティブ、EUにとってもポジティブ、ということからユーロ買いに進んだのか!?
昨日はユーロも堅調でした。
トランプ3者会談でドル高が話題になったことでドル安が進み、ユーロドルは1.1080まで上値を伸ばしています。
目次
◎本日の注目点
1)米中関係・トランプ相場
昨日も米中関係でマーケットは一転しました。
中国政府の話として米中協議に悲観的と伝わると、クロス円を中心に大きく下落、リスクオフに傾きました。
さらに、パウエルFRB議長・トランプ大統領・ムニューシン財務長官で会談したと伝わるとドル安に進んでいます。
対中関係に関しては、中国側が悲観的になっているとありますが、ファーウェイに対する禁輸措置を90日間延長がポジティブに反応するのか注目です。
ただ、香港デモに関する香港人権法に関する審議が米上院で始まるようなので、こちらの方が米中関係にネガティブに反応しそうな気がしています。
米議会では、トランプ大統領の弾劾についての審議も続いています。
議会では弾劾審議か香港人権法か、どちらにしてもネガティブな内容となっています。
昨日のトランプ・パウエル・ムニューシン3者会談では、マイナス金利とドル高が協議されたと伝わっています。
日本や欧州に対してマイナス金利批判やドル高牽制発言が懸念されます。
対中関係を中心に、トランプ大統領が相場の中心になりそうな気がしています。
発言・ヘッドラインに注目です。
2)英国選挙
週末に発表された世論調査の結果が、保守党の支持率が伸びていたことでポンド買いに動きました。
本日も選挙がらみでポンドは動きそうです。
保守党が過半数を獲得する可能性が高まったことでポンドは堅調に推移しています。
ただ、選挙はどうなるかわかりません。
保守党に選挙違反の噂…なんて情報もあります。(真偽は不明)
何かのキッカケで支持率が落ちてしまえば、ポンドも一緒に下落してしまいます。
世論調査・ブックマーケットの予想・選挙がらみのヘッドラインに要注意です。
世論調査
保守党45%
労働党28%
自由民主党15%
3)その他リスク要因
・Brexit関連と英国総選挙の支持率
・イタリアやフランスの予算案問題
・米中関係
・香港デモ
・北朝鮮ミサイル問題
・IS(イスラム国)
・米対イラン
・欧州(NATO)対イラン
・トランプ弾劾問題
・トルコと難民問題
◎本日のイベントスケジュール
11月19日(火曜日)
09:30 AUD RBA理事会議事要旨(11月5日分)
22:30 USD 米建築許可件数
23:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
11月20日(水曜日)
03:00 CAD ウィルキンスBOC副総裁発言
08:50 JPY 貿易収支