2022年8月19日
ドル高は続くのか!? 「8月19日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は、どうせ据え置きだろうと思われていたトルコ中銀がまさかの1.00%の利下げを発表。
トルコは前年比で約80%の物価上昇率なのに利下げを発表し、金融緩和で経済支援をすると発表したことでトルコリラは急落、対ドル・対円で最安値付近まで下落しています。
フィラデルフィア連銀製造業景況指数は予想以上の結果となり、その後米要人のタカ派発言が続いたことからドル買いが進みドル円は136円手前まで上昇しています。
本日は米指標の予定はありませんが、要人発言が予定されています。
ドル高が進むのか注目しています。
目次
◎本日の注目点
1)米金利
昨日のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想以上の結果だったことに加え、米要人のタカ派発言が続いていることから米金利は底堅くし推移し、ドルインデックスは上昇しドル買いが進んでいます。
本日、米国の重要指標はありませんがバーキン・リッチモンド連銀総裁の発言が予定されています。
最近の米要人発言はタカ派発言が続いているので、本日もタカ派発言が出てきてドル買いが進むのではないかと注目しています。
2)英・カナダ小売売上高
英国やカナダでも中銀の引き締めが進んでいます。
引き締めによる景気後退が懸念されていて、消費がどのくらい落ちているのか注目されています。
本日発表の小売売上高が予想以上の結果となれば、底堅い消費から強い経済が確認され引き締めの追い風になるのではないかと思います。
逆に予想以下の結果となれば引き締めの影響から景気後退懸念に繋がり、引き締めペースの後退に繋がるのではないかと思っています。
小売りの結果と併せて各金利の動きに注目したいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
8月19日(金曜日)
08:50 JPY 日本CPI(消費者物価指数)
15:00 GBP 英小売売上高
21:30 CAD カナダ小売売上高
22:00 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言
8月20日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント