パウエルFRB議長の議会証言に注目! 「2月23日の注目点とイベントスケジュール」

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2021年2月23日

パウエルFRB議長の議会証言に注目! 「2月23日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

英国ではかなりワクチン接種が進んでおり、夏には経済正常化を予想するなど明るい見通しが出てきています。

経済正常化の期待により原油価格は上昇しており、一時62ドル台に乗せるなどコロナ前の水準に戻しています。

 

本日は東京市場が祝日で休場、夜はパウエルFRB議長の議会証言が予定されています。

議会証言は半期に一度の金融政策報告なので注目度は高く、証言前は動きづらい展開となりそうです。

 

目次

◎本日の注目点

 

1)パウエルFRB議長の議会証言

 

本日パウエルFRB議長は、米上院議会(銀行委員会)で半期に一度の経済・金融政策についての報告が予定されています。

先週WEB上で「FRBは米経済が完全な回復を遂げるまで、金融政策による強力な支援を継続する」と表明しており、長期の緩和姿勢を示すことが予想されています。

注目は米金利で、米10年債利回りは1.3%台まで上昇するなど上昇し続けている米金利についてどのような姿勢を示すのかです。

上昇について懸念発言が出てくるのか、日本のYCC(イールドカーブコントロール)のように金利の上昇を抑える為に国債買い入れをおこなうのか、パウエルFRB議長の証言内容に注目です。

 

その他にバイデン政権が進める追加経済対策案に対してどのような見解を持っているかにも注目です。

パウエルFRB議長とイエレン財務長官は対立しないと思われ、大規模財政出動に賛成するのではないかと思われます。

FRB議長として、財政出動の必要性を発言するのではないかと思われます。

 

議会証言を受けて米金利や株価がどのように動くのか、特に金利動向に要注目です。

 

 

 

2)米金利

 

本日は議会証言以外にも米2年債入札や、消費者信頼感指数の発表があり、米金利が動く可能性があります。

最近のマーケットの関心は米金利に集まっていると思われます。

金利の動向に注目しておきたいと思います。

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

2月23日(火曜日)

 

16:00 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金

19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)

23:00 USD 米住宅価格指数

 

 

2月24日(水曜日)

 

00:00 USD 米消費者信頼感指数

00:00 USD パウエルFRB議長発言(半期に一度の金融政策報告)

02:30 CAD マックレムBOC総裁発言

03:00 USD 米2年債入札

09:30 AUD 労働賃金指数・賃金物価指数

 

 

 

 

 

 

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